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原子力発電所が危険だ

最近になって地震発生の頻度が増加

ヨン・ソンノク記者 2014.10.01 11:04

9月28日午後9時32分頃、仁川市甕津郡の南西30kmの内陸で規模3.2の地震が発生した。 9月25日には蔚山に規模3.8の地震が、 9月23日には慶州内陸に規模3.5の地震が起きた。

5日間で韓国に規模3.0 以上の地震が3回起きた。 特に蔚山と慶州で地震が続き、 断層運動が活性化しているのではないかという予測と共に、 原発の安全にとって非常事態になった。

蔚山と慶州で、9月の1か月だけで地震が3回、 今年に入って9回起き、原子力発電所と廃棄場の安全が憂慮されている。 釜山と蔚山、慶州には原子力発電所10基が稼動しており、 地震の頻度は最近ぐんぐん増えている。

わが国の原発から半径30km以内で起きた地震は、 1978年から今まで合計66件だ。 古里原発で5件、霊光原発で10件、蔚珍原発で15件、月城原発で36件だ。

慶州廃棄場から半径30km以内で起きた地震も1991年から2000年の間に9回、 2001年から2010年の間に12回、 2011年から最近まで4年間に15回起きた。 最近になるほど地震の頻度が高い。

蔚山で起きた地震は1991年から2000年の間に12件、 2001年から2010年に6件、2011年から今年の9月までに15件だ。 蔚山も慶州のように最近、地震の回数が増加している。 1991年から最近まで、規模3.0以上の地震だけで13件だ。

続く地震により、原子力発電所周辺の住民が不安に思っている。 蔚山の市街地は古里原発から25km、 月城原発から20km離れている。 蔚州郡西生面と温陽邑、北区亭子洞は、原発と隣りあっており、 住民不安はさらに大きい。

相次ぐ地震に対し、 環境団体と市民団体は慶州廃棄場敷地の活断層と地質の安全性についての再調査、 原子力発電所に対する安全性検査、老朽原発廃棄などを要求している。

付記
ヨン・ソンノク記者は蔚山ジャーナルの記者です。この記事は蔚山ジャーナルにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-10-02 12:31:38 / Last modified on 2014-10-02 12:31:39 Copyright: Default

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