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与野-遺族3者協議の結論出ず…遺族総会開催へ

交渉全家族内部で捜査権、起訴権に準じる方案などへの共感から

キム・ヨンウク記者 2014.09.29 20:43

9月29日午後、与-野-セウォル号遺族代表団特別法の3者協議は、 結果を出すことはできなかったものの、 遺族はこの日の晩に総会を開き、 交渉関連の議論について共感した。

遺族総会は9月25日、新政治連合が家族代表団に提示した真相調査委捜査権と起訴権に準じる案を紹介し、 この案についての家族の共感を得る過程になるものと見られる。 野党が提示した案と交渉の過程、雰囲気などについて遺族の共感が一次的にできれば、 遺族と与-野の3者会見はまた行われる。 遺族全体の共感と与党の交渉意志により、 鄭義和(チョン・ウィファ)議長が予告した30日の本会議に野党が参加する問題も前向きに議論されるものと見られる。

その代わり、与-野-家族対策委とも、 3時間30分ほどの会議の後、具体的な協議案などについては極度に言葉を慎んだ。 具体的な協議案が先にマスコミなどに漏れると安山の遺族が受け入れる程度に差が出て、 総会と今後の交渉の役に立たないという判断からだ。 これは与野の1回、2回の交渉案とも、家族が激しく反対した前例があるため、 事前に十分な手続的な共感の過程を経た後に交渉をする方便だ。

交渉の直後、李完九(イ・ワング)セヌリ党院内代表は 「明日も対話が必要なようだ。 今日の対話を基礎として、遺族代表団は遺族総会で総意を集めることになった」と話した。 これは新政治連合と遺族代表団がある程度共感した案について、 遺族全体の共感があればセヌリ党も積極的に交渉には出るという意味に読める。 だが李完九代表は、野党があげた案について「進展が全くなかった」と言及し、 不満足というニュアンスも表わした。 ただし李完九代表は「今日の対話はかなり真剣なものだった」とし 「明日の交渉は遺族の総意を集めれば、いつでも可能だ」と明らかにし、 前向きな交渉の可能性も残した。

家族対策委のチョン・ミョンソン委員長は 「今日、両党院内代表と会って十分に話ができた」が、 「意見を決めたり話ができる部分ではない。 家族総会で十分に議論する」とだけ明らかにした。

朴範界(パク・ボムギェ)新政治連合院内報道担当者は、 新政治連合が明らかにした新しい腹案が遺族総会で共感を得られれば、 セヌリ党との交渉の動力になると見通した。 朴報道担当者は「9月25日に遺族交渉団と朴映宣(パク・ヨンソン)院内代表の対話で、 捜査権、起訴権に準じる案に遺族と国民の了解を得られる案を議論した」とし 「それをもとに朴映宣代表が李完九代表と交渉をするべきだが、 今日その過程や雰囲気を総会で説明する場になるのではないかと思う」と説明した。

朴報道担当者は続いて 「家族総会は具体的な案について話すのではないが、 家族ら交渉手続きの過程と雰囲気を総会で説明を受け、理解する段階があれば、 明日の交渉にとても助けになるだろうという意味」と付け加えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-09-30 03:21:31 / Last modified on 2014-09-30 03:21:32 Copyright: Default

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