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李完九-朴映宣交渉、午後3時に遺族代表と初めての3者協議

1時間半の対話で李完九が直接遺族の変化した立場をヒアリング

キム・ヨンウク記者 2014.09.29 12:33

李完九(イ・ワング)-朴映宣(パク・ヨンソン)両党院内代表が9月29日午後3時にセウォル号遺族と直接会うことになった。 事実上、遺族側が要求してきた与-野-遺族対策委の3者協議が初めて開かれることになったのだ。 両党の院内代表は午前10時30分頃に国会運営委員長室で会い、 1時間20分ほどセウォル号関連交渉を行った後、このような結果を発表した。

交渉の直後に李完九院内代表は 「色々な話をたくさんした。 午後3時に遺族代表が私を訪ねて来るというので、 朴映宣代表と一緒に会い、さまざまな話を聞く。 しっかり話を聞いて最善を尽くす」と明らかにした。

朴映宣院内代表も 「遺族対策委のチョン・ミョンソン委員長が午後3時に国会運営委員長室に行き、 一緒に3者会見をすることにした」とし 「遺族の立場変化はすでにあったし、 変化した立場について李完九代表が直接聞くということ」と説明した。

この日の両党院内代表交渉は、26日に鄭義和(チョン・ウィファ)国会議長が本会議を10分で電撃散会させ、 30日までに最大限交渉を完了してほしいという要求に応える形になった。 当初、セヌリ党指導部は鄭義和議長の本会議延期に強く反発して30日まで、 腹いせのような交渉拒否の意思を明確にした。 だが29日午前の党最高委員会で7選の徐清源(ソ・チョンウォン)最高委員が李完九(イ・ワング)院内代表に強く交渉テーブルにつくよう訴え、 電撃的に交渉が実現した。

実際、29日午前のセヌリ党最高委員会開始まで、 金武星(キム・ムソン)代表は強硬基調を明確にしていた。 最初に冒頭発言をした金武星代表は 「国会正常化、民生経済のためになら、与野はいつ、どこでも会って対話し、 解決方案を模索しなければならない。 しかし野党が30日の本会議に無条件に登院し、 国会正常化の真情性を見せられることが優先だと考える。 これは条件ではなく義務」と野党の立場変化を要求した。

次に冒頭発言を行った李完九院内代表も、 野党のセウォル号交渉要求についてはっきりした意見を出さなかった。 李完九代表は 「野党は国政の一軸だという点をはっきりと留意をしているという点を申しあげる。 国会正常化のために最善を尽くすと申しあげる」と原則的な言葉を繰り返すだけだった。

しかし三人目に発言した徐清源最高委員は 「私が今日出したい結論は、 もう一度李完九院内代表が忍耐してくれと言うこと」とし 「明日、国会議長が会議を開くことを約束し、法案処理も約束した。 私は確信する。 何日か空白があったが、明日国会を開いて法案処理をすることを確信する」と明らかにした。

続いて「明日国会が開かれるのだから、院内代表が(野党を)会わない理由がない」とし 「(私の立場が)党の立場とは違うかもしれないが、先方にカードがなくても会え。 それが与党の責務であり、私たちが進むべき与党の道」と頼んだ。

徐最高委員は「私たちが守る原則の価値が壊されない範囲で先輩として申し上げる」とし 「これから私たちにはするべきことが多い。 公務員年金改革、公企業改革など山積した問題などを考慮しても、 李代表は難しいと思うがもう一度忍耐して会い、 明日円満な国会になるように切実に要請する」と訴えた。

李完九院内代表は徐最高委員の発言に対し、 直ちに「懇切な言葉に感謝する。 冒頭発言で申し上げた通り、野党が国政の一軸であることに留意している」とし 「金武星代表も私と対話をして、今日、両党院内代表で結果はともかく会った方が良いという言葉を昨日から意見を共にした。 今日、条件をつけずに会う」と答えた。

なお新政治連合は当初、この日の午後2時に議員総会を開き、 30日の本会議登院に関する立場を整理する予定だった。 だが午後3時に両党院内代表と遺族3者協議が初めて開かれることになり、 多少議員総会の日程が調整される可能性が高い。 特に3者協議の結果がどうなっても鄭義和議長が本会議を30日に先送りし、 野党に名分を与えたし、与党も形式的ながら3者協議も受け入れたため、 30日の本会議登院拒否は難しいと見られる。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-09-30 02:47:00 / Last modified on 2014-09-30 02:47:01 Copyright: Default

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