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100年性売買集結地、大邱「チャガルマダン」、閉鎖市民連帯が発足

「チャガルマダンの強引な開発はだめ... 被害女性の社会的安全網が必要」

キム・ギュヒョン記者 2014.09.22 16:36

大邱の代表的な集娼村である 「チャガルマダン」が消えるだろうか。

9月22日、大邱慶北女性団体連合など11の市民団体は、 大邱市庁前で記者会見を行って 「大邱性売買集結地チャガルマダン閉鎖のための市民連帯」を発足させた。

彼らは大邱市にチャガルマダンの閉鎖と 性売買被害女性に対する自立対策を要求した。

[出処:ニュースミン]

性売買防止法施行10周年をむかえ、 大邱女性団体および市民団体が「大邱性売買集結地チャガルマダン閉鎖のための市民連帯(市民連帯)」を発足させた。 彼らは5月、6・4地方選挙で大邱市長候補と女性政策課題の協約式を行い、 性売買集結地のチャガルマダンの閉鎖と性売買女性の脱業支援条例の制定を 女性政策10大核心課題の一つにした。

チャガルマダンは1908年、日本人労働者に対して営業を始めてから、 100年以上の間、多くの閉鎖の試みがあったが、 まだ存在している大邱市中区桃園洞にある性売買集結地だ。 市民連帯はチャガルマダンに現在40件ほどの店舗と250人ほどの女性が従事していると明らかにした。

市民連帯のキム・ヨンスン代表(大邱慶北女性団体連合代表)は 「チャガルマダンは性売買防止法を無力化する空間だ。 性売買は不法だが、チャガルマダンでは遠慮なく性売買ができる所として作用している」とし、 チャガルマダンの閉鎖を要求した。

市民連帯は、桃園洞一帯の開発でチャガルマダンの従事女性たちが被害を受けてはいけないと主張した。 チャガルマダンは都市鉄道3号線の駅と都心再生事業が進行している北ソンへから半径1kmにある。

大邱市民社会団体連帯会議のチェ・ビョンウ執行委員長は 「強引な開発が進められれば、女性たちは事業主により他の地域に渡されたり、 事業主の必要によってデモに動員されたりもする」とし 「これらの女性に対する社会的安全網の構築が必要だ」と話した。

市民連帯のシンバク・チニョン執行委員長は 「春川では性売買被害女性自活支援条例を制定した事例がある」とし 「大邱市と一緒に民間ガバナンスを作ったり、 被害女性に対する全幅的な支持条例の制定を要求する計画だ」と話した。

春川市は2012年2月、性売買被害女性自活支援条例を制定し、 脱性売買女性に特別支援金を支払っている。

なお、大邱市女性家族政策課の関係者は 「チャガルマダン周辺の開発計画はあるが、 チャガルマダンについての計画はまだない」と話した。

付記
キム・ギュヒョン記者はニュースミン記者です。この記事はニュースミンにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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