韓国:全北警察セウォル号座り込み参加者から情報収集 | |||||||
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全北警察セウォル号座り込み参加者に数回電話、情報を取る平人連「セウォル号座り込みが犯罪行為でもないのに不正な方法で監視」
ムン・ジュヒョン記者 2014.09.22 00:02
全北警察庁完山警察署の情報官がセウォル号特別法制定のための全北地域ハンスト参加者に何回も電話をかけ、 情報を取っていた査察情況があらわれて問題になりそうだ。 全北地域のハンスト場は全州市豊南門広場にあり、 完山警察署から200m離れた距離にある。 チャムソリが取材した結果、 情報官のB主任は9月に合計6回にわたりハンスト参加者のA氏に電話し、 セウォル号ハンスト参加団体などの情報を入手した。 こうした事実は参加者のA氏がB主任と通話しているのを別の座り込み参加者が9月12日頃に確認して明らかになった。 セウォル号全北対策委は、参加者A氏と面談して詳しい話を聞き、 完山警察署に抗議訪問をした。 複数の意見によれば、A氏は社会団体活動家ではなく純粋にセウォル号惨事問題に同感して活動するボランティア参加者で、 自分に接近するB主任が情報収集などの査察の意図を持っていることを知らなかったという。 そして強く反省しているという。 現在、全北対策委は今回の事態で熱心に座込場で動いてくれたA氏が受ける傷を憂慮している。 ある市民団体活動家は 「今回の事態の責任は全的に警察にある」とし 「今回のことでセウォル号特別法制定のための座り込みに参加する人が互いに反目することがなければ良い」と話した。 B主任はチャムソリとの通話で 「内部情報を取ったのではなく、公開された程度(の情報)。 どんな団体が座り込みに参加したのか尋ねた」とし 「セウォル号座込場を担当する他の情報官の事情で、 しばらく業務を担当した(ので詳しいことは尋ねなかった)。 国民の関心がある事項だが、特に尋ねたことはない」と釈明した。 しかし数回電話をした経緯と正当な業務行為かという質問には 「対策委の代表に聞け」として回答を避けた。 全北平和と人権連帯のチェミン幹事は 「警察がセウォル号座込場を不正な方法で情報収集をするのは問題がある」とし 「座込場を守る人がしていることは、監視するほどの犯罪行為でもなく、 不法なことをしているのでもない。 そして暴力を行使することでもなく、 セウォル号惨事追慕とセウォル号特別法制定要求意志を集める表現をする人々を警察が監視対象にするのはやり過ぎだ」と指摘した。 続いて「今回の事態は、警察庁長官が直接謝罪し、 それとともに再発防止対策を出さなければならない」とし 「情報収集の慣行について真摯に反省をすべきだ」と明らかにした。 なお、セウォル号に関して警察情報官の過度な情報収集活動は問題になっている。 朴槿恵(パク・クネ)大統領がセウォル号惨事に関して犠牲者家族に涙で謝罪した5月20日、 安山檀園警察署の情報官2人が犠牲者家族を尾行して摘発された。 当時、京畿道安山にいた犠牲者の家族は朴大統領の謝罪による後続対策を議論するため、 全南の珍道に行っている間、 全北道高敞郡のあるサービスエリアで尾行していた情報官2人を捕まえた。 彼らは初めは警察ではないと言ったが、一歩遅れて身分を明らかにした。 このことが問題になって、京畿警察庁長と安山檀園警察署長が直接謝罪した。 当時、檀園警察署長は繰り返し謝罪して涙を流した。 付記
ムン・ジュヒョン記者はチャムソリの記者です。この記事はチャムソリにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2014-09-23 22:54:11 / Last modified on 2014-09-23 22:54:11 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |