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殷秀美議員、朴映宣一か月間の非民主的な動きを公開

「セウォル号『再協議』が『また交渉』に変わったのは後で知った」

キム・ヨンウク記者 2014.09.19 10:50

新政治民主連合の殷秀美(ウン・スミ)議員が一か月余りの朴映宣(パク・ヨンソン)院内代表の非民主的な党運営の動きを自分のFaceBookに公開した。 20人ほどの議員と共に、朴映宣院内代表職辞任を要求してきた殷秀美議員は、 自分が朴映宣院内代表への政治的加害者で強硬派と言われている状況に対する評価が必要だとし、 8月7日の1次セウォル号特別法与野合意案発表以後に展開された院内の状況を伝えた。

殷秀美議員はFaceBookで「8月7日、朴映宣代表がこれまでの交渉内容を完全にひっくり返し、 遺族ばかりか党にも知らせないまま与党野党合意案を発表した時までは、 ここまで(文喜相(ムン・ヒサン)非常対策委体制まで)来るだろうとは想像もできなかった」とし 「合意案追認を決定する議員総会場前(国会本庁の前)にひざまずいて追認しないでくれと訴えた遺族の姿が今も目に浮かぶ」と明らかにした。

殷秀美議員は 「緊急に開かれた総会で謝罪し、再協議の要求に朴代表は 『細部の交渉、追加の交渉は可能だが、再協議は難しい』という立場を明らかにした。 謝罪もなかった」とし 「もうすぐ法王が訪問するのに、なぜこんな譲歩交渉をしたのかという多くの議員の質問にも避けられなかったと答るだけだった」と伝えた。

続いて「結局、再交渉をして遺族の同意を受けるという議員総会の決議が行われたが、 報道担当者ブリーフィングで『再協議』という言葉が『また交渉』に変わったのは後で知った」とし 「一部の議員が朴代表が突然辞任するかもしれないので、体面を助けてという記憶... その時までは、まさかこんな事がまた起きるとは思わなかった」と明らかにした。

殷議員は「8月19日、また同じ問題がでてきた。 交渉内容は少し良くなったが、朴代表は議員総会の決議を無視した」とし 「遺族は私たちに交渉から出ていけと言い、結局、 野党は遺族と支持者からも非難される境遇に転落した。憂慮が強い」と説明した。 朴映宣院内代表が李完九(イ・ワング)セヌリ党院内代表と交渉で受け取ってきた第二回交渉案がまた遺族と国民の強い反発につきあたった状況も、 議員総会決議を無視したことによるということだ。

殷秀美議員によれば、第二回交渉案発表以後、 マスコミで強硬派と指名されて注目を集めた20人ほどの議員がセウォル号真相究明の解決法摸索と党正常化のために、 院内代表と非対委員長の分離を非公式的に建議することで意見を集約した。 この過程について殷議員は 「公式に辞任に言及すると朴代表が受けるダメージや党の混乱を憂慮した」とし 「その程度なら代表が受けるだろうという意見が多かった」と説明した。

だが当時の議員の判断ははずれた。 朴映宣院内代表が謝罪や去就に対する立場表明なく、 秋夕直後に外部人の招聘、李相敦(イ・サンドン)カード、党革新必要性を持ち出したためだ。

殷議員は「三回同じ事が行われた」とし 「総会招集を要求したがNO... 事実確認も難しい状況で議員が集まり、辞任を要求すると意見を出したところ、 朴代表は離党すると言って党務を拒否した」と伝えた。

こうした非民主的な過程により、 殷秀美議員をはじめ20余人の議員が院内代表職辞任を要求し、非難が集まったという。 殷秀美議員は「正式にあいさつをしたこともない元老が突然電話で 『党に寄与したこともない初当選がこんなことを..』と憤慨し、 『なぜ人を許さないか、人は失敗するものだ。 ルールというものがあるのに、なぜ内部で解決せず声明を出すのか』という問題提起(があり)、 そうして加害者になった」と明らかにした。

殷秀美議員は 「なぜここまできたのか? 胸が痛い。 黄色のリボンに申し訳ない」とし 「道を開くことが私の責任で義務なので、簡単に挫折できない。 それでも加害者、強硬派と言われている状況にの評価は必要だ。 また立ち上がるために」と文を終えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-09-21 20:48:47 / Last modified on 2014-09-21 20:48:50 Copyright: Default

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