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現代車大規模不法判決に鄭夢九会長処罰要求が拡散

労働界・進歩政党歓迎...「現代車控訴放棄、直ちに正規職化を」

キム・ヨンウク記者 2014.09.18 18:37

9月18日に裁判所が現代自動車社内下請労働者900余人の勤労者地位確認訴訟に対し、 全行程で不法派遣があったと判決したことについて、 労働界と進歩政党がすべて歓迎している。 特に現代車使用者側には、控訴を放棄して全員正規職化をしろと要求し、 検察には鄭夢九(チョン・モング)現代車グループ会長処罰の要求があふれた。

民主労総は声明を通じ 「今回の集団訴訟の結果で法の判断ははっきりしている。 現代車は法の判決を謙虚に認め、社内下請労働者を直ちに正規職化しろ」とし 「今まで不法派遣で支払わなかった未払いの賃金とあらゆる差別に対しても、 誠実に賠償して謝罪しなければならない」と要求した。

金属労組も「大法院のチェ・ビョンスン判決は、 艤装工程やコンベヤー工程、混在勤務だけに適用されるという現代自動車の主張はすべて事実ではないことが確認された」とし 「今日宣告された原告は、艤装、塗装、生産管理、輸出船積、シート、エンジンおよび変速機、保全、車体、ckdなど、 現代自動車のすべての工程で働いていた原告であり、 原告の協力業者入社日もまた1996年から2009年まで非常に多様だ。 混在ではなく、非コンベヤー工程で働いていた原告も相当数いた」と強調した。

金属労組は「『すべての社内下請を正規職に』というスローガンが、 単なる政治的なスローガンではなく、裁判所も認めた非常に妥当なスローガンであることを再度確認した」とし 「現代自動車は、今回の判決を契機として10余年にわたる非正規職支会の弾圧と小細工を止め、 非正規職撤廃、正規職化という要求に直ちに応じなければならない」と要求した。

希望バスを主導した「非正規職ない世の中作り」も声明書を出し 「世界第5位の自動車会社が世界でも例を見ない社内下請労働者を使い、 10年以上不法を続けていたことが裁判所で認められた」と強調した。 続いて「2013年9月13日、大検察庁公安部は1年経っても現代車を処罰していない」とし 「今すぐ検察は現代車の鄭夢九会長と使用者を勤労者派遣法違反で懲役3年の刑を課すべきだ」と要求した。

進歩政党も直ちに正規職化を要求した。 統合進歩党の金在妍(キム・ジェヨン)報道担当者は論評を通じ 「何と4年も続き、3回も宣告が延期された1審判決は、 994人の非正規職労働者の涙を拭う判決だった」と祝った。

続いて「4年かけて終わった1審に続いて、 大法院判決を待つまで、現代車非正規職労働者は苦しい時間を過ごすほかはない」とし 「彼らが一日もはやく現場に戻れるように政府が動け」と強調した。 また「裁判所が現代自動車の派遣を不法と認めたのに、 検察は2010年の金属労組の告発の件をまだ起訴もしていない」と指摘した。

正義党も政策委員会の論評で 「現代車は控訴を放棄して直ちに社内下請労働者を正規職に転換しろ」とし 「現在進めている下請企業の労働者に対する新規採用手続きも中止し、 正規職転換手続きに変えろ」と強調した。

また「雇用労働部は今すぐ特別勤労監督を実施し、 社内下請労働者の直接雇用を命令しろ」とし 「現代車がこれに応じなければ厳しく責任を問わなければならない」と要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-09-19 02:08:44 / Last modified on 2014-09-19 02:08:44 Copyright: Default

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