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政府・与党、基礎法改悪のためにセウォル号政局を終わらせる?
崔��煥経済副総理「セウォル号と民生分離」…基礎法処理を要求
捜査権と起訴権のあるセウォル号特別法を要求する遺族の座り込みが続いているが、 政府・与党が拒否して事態が長期化している。 こうした渦中で政府と与党はセウォル号法とは別個に民生法案を早期処理するための国会稼動を要求した。
特に彼らは「セウォル号政局」のおかげで 「三母娘事件」の再発を防ぐ国民基礎生活保障法(以下 基礎法)の改正などが遅れていると攻勢を浴びせた。
崔��煥(チェ・ギョンファン)経済副総理兼企画財政相は8月26日に発表した 「民生安定-経済活性化立法要求要請文」で、 「やっと作った民生安定と経済活性化政策がリアルタイムで立法化されても不足なのに、 国会に行くとセウォル」とし、セウォル号特別法制定を要求する野党を攻撃した。
崔副総理は「セウォル号特別法は与野党政界が協議して解決し、 それとは無関係な至急な民生経済法案は分離して、早く処理しなければならない」とし、 最も至急な法案として基礎法改正案をあげた。
現在、セヌリ党の柳在仲(ユ・ジェジュン)議員が代表発議し、 国会に係留中の与党の基礎法改正案は、 保健福祉部で統合的に支払った給付を「連携型個別給与」に分け、 福祉部、国土交通部などの所管部署に移転し、 給付の範囲と水準も中央生活保障委員会が計測した最低生計費ではなく、 所管部署の長官が決めるなどの内容を含んでいる。
崔副総理は「早く基礎法が改正されれば給与別に要件を別に作り、状況により連携型で支援が受けられる」とし 「法の通過が遅れると、すでに編成された2300億ウォンの予算執行ができず、 (法改正により追加で支援を受けられる)40万の国民がいつ松坡三母娘のような悲劇的な境遇に置かれるかわからない」と法案の通過を圧迫した。
二日後の8月28日にはセヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表も加勢して 「秋夕前にでも法が通過して、 福祉の死角地帯で苦しんでいる基礎生活保障対象者が少しでも楽に秋夕を迎えられることを期待する」と述べた。
しかしこうした主張に対し、野党と市民団体はいっせいに声明を出し、 政府と与党がセウォル号特別法制定を無視するために不当な世論誘導をしており、 特に現基礎法改正案は改悪案だと反論した。
正義党の朴元錫(パク・ウォンソク)議員は8月28日に論評して 「政府・与党がきちんとしたセウォル号特別法が先だという野党のおかげで 民生経済が破綻状況に至ったかのような世論誘導に突入した」とし 「しかしそうした主張は民生を担保にした野党の脅迫であり、 さらには対国民詐欺劇」と批判した。
朴議員はまた、実際に崔副総理が基礎法と共に処理すべき民生法案として提示した相当数の法案は「与野間で鋭い立場の差があったり、 まだ社会的な合意もなされなく、直ちに処理するのは難しい法案」とし 「今、政府・与党が民生のためにすべきことは野党への圧迫ではなく、 遺族と国民のニーズに合ったきちんとしたセウォル号特別法を作るために協力すること」だと強調した。
同日、新政治民主連合の保健福祉委員会の議員らも国会正論館で記者会見を行い、 政府・与党の基礎法改正案が「『民生法案』という覆いをかぶった改悪案」だと批判した。
彼らは「政府与党の基礎法改正案は、基礎生活保障を受けられる資格基準を行政府が任意に変更できるようにした」とし 「原案のとおりに通過すれば、これから行政府が恣意的にいくらでも基礎生活保障の恩恵を削減できる」と憂慮した。
彼らはまた「政府・与党の基礎法改正案は貧困政策の核心課題である死角地帯の解消とは距離が遠い」とし 「非受給貧困層の大多数を占める扶養義務者の基準緩和に関する何の内容も含まれていない」と指摘した。
福祉市民団体の「私が作る福祉国家」も8月29日に声明を出し、 政府与党の改正案は「三母娘事件」の核心的な原因だった推定所得、 財産の所得換算制、扶養義務制の「3大毒素条項」の解決とは全く無関係な内容だと指摘した。
続いて私が作る福祉国家は 「現行の基礎法の問題は、給付体系ではなく受給者の選定要件にある」とし 「政府案の通りに通過したとしても、三母娘は非受給貧困層に放置され続ける」と批判した。
ハ・グムチョル記者はビーマイナーの記者です。この記事はビーマイナーにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。
翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可（ 仮訳 ）に従います。
Created byStaff. Created on 2014-09-01 06:18:07 / Last modified on 2014-09-01 06:18:08 Copyright: Default
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