本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:キム・ヨンオ氏のマイナス通帳まで公開させた野蛮な流言飛語
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1409095744726St...
Status: published
View


キム・ヨンオ氏のマイナス通帳まで公開させた野蛮な流言飛語

新政治連合、カトクセウォル号流言飛語流通組織を追跡中...弁護士協会が法律対応準備

キム・ヨンウク、チョン・ジェウン メディア忠清記者 2014.08.26 16:16

ハンスト44日目のユミンのお父さんキム・ヨンオ氏が結局、 自分のマイナス通帳まで公開して、各種の陰湿な攻撃性流言飛語への対応を始めた。 キム・ヨンオ氏が8月26日にFaceBookに公開した通帳には、 離婚後に提供した養育費内訳、子供たちの保険料、その上、二人の娘の携帯電話料金だけでなく、 別れた前妻の携帯電話料金負担内訳まで含まれていた。

キム・ヨンオ氏は共に公開した報道資料で、 2012年7月から趣味で始めた国弓について、養育費も送らず高額な趣味生活をしたという主張に反論した。 キム・ヨンオ氏は「国弓の月会費は3万ウォンに過ぎず、当時は状態も少し良く、養育費、子供の保険料だけでなく、前妻、子供たちの携帯電話料金まで渡していた時期」だと明らかにした。 通帳には国弓会費3万ウォンが引き落とされた内訳もあった。

▲キム・ヨンオ氏が公開した自分のマイナス通帳一部内訳

キム・ヨンオ氏はまたユミンと最後に対話をしたカカオトークの内容も公開した。 キム・ヨンオ氏が家族を放置した非情なお父さんだったという流言飛語とは違い、 カカオトークの内容にはセウォル号惨事の約3週間前の3月27日、 ユミンと下の娘ユナと一緒に団体チャットルームを開き、旅行計画の意見を交わした内容もあった。 カカオトークの中でキム・ヨンオ氏とユミンは、父母と子どもの間で仲良く対話をしていた。 キム・ヨンオ氏はカカオトークでユミンを大きい姫、ユナを小さい姫と呼んだ。

キム・ヨンオ氏は4月4日、ユミンに 「可愛い娘、今勉強で携帯がないだろう! お父さんが私たち可愛い娘に毎日毎日申し訳なく思う。 ユミンはお父さんが憎いだろう。 お父さんも分かる。 その代わりにこれからお父さんがユミンに優しくして、お父さんらしく暮らすよ。 お父さんが申し訳ない」とした。 ユミンはお父さんに「ウーン? 違う私は憎いと思わないけど.. 学校は携帯案 内!!」といった。

続いてキム・ヨンオ氏は 「もう少しでお昼だね。 おいしくたくさん食べろ。 お父さんは可愛い娘が小さかった時、よくしてやれず、怒ってばかりで今でもお父さんは心が痛い。 お父さんが毎日怒ってばかりで本当にごめんね」と話を続けた。 ユミンは「怒られたことは何も覚えていない。 とても小さい時のことみたい。 申し訳ないと思わなくていいよ」、 「大丈夫〜ふふお父さんまたね」と、父と娘の間の情がにじみ出ていた。

だがキム・ヨンオ氏が惨事当日の4月16日10時48分にユミンに送った 「救助されたか?」という最後のメッセージに返事はなかった。 キム・ヨンオ氏は流言飛語の流布者がサイバー捜査隊で処罰される時、 残りの資料も直接見せると明らかにした。

▲生前のユミンとの対話

家族対策委を助けている大韓弁協のウォン・ジェミン弁護士も自分のFaceBookに 「姉を失い、父もひょっとするかと気が焦る二番目のユナは、 記者が家に押し寄せ、学校にも時間通り行けずにいる」とし 「残忍で組織的な身上暴露とマタドールで父は真昼に真裸になるように自分の私生活を露出させなければならなかった。 これ以上看過しない。 大韓弁協法律支援団が虚偽事実流布、名誉毀損、侮辱に対し、 応分の法的責任を問う」と強硬対応の方針を明らかにした。

家族対策委も青瓦台前での座り込み5日目の記者会見で 「キム・ヨンオ氏は、ユミンと二番目の娘ユナとのカカオトークの内容まで公開するに至った」とし 「愛する子供との思い出まで公開し、その愛を証明しなければならないこの社会はとても野蛮だ。 われわれ家族はキム・ヨンオ氏に対する名誉毀損と侮辱に対し、断固として対応する」と明らかにした。

家族対策委のユ・ギョングン報道担当者は 「何の意図で流言飛語をばらまくのかわからないが、人に対する礼儀ではない。 大韓弁協が法的措置を検討している」とし 「ユミンのお父さんの意はそこまで(法的対応まで)ではなく、うまく解決したい。 ユナに関係があるので推移を見て法的対応の準備を始める」と説明した。

新政治連合、流言飛語生産組織、流通構造を把握中

新政治連合は、セウォル号関連の流言飛語は限度を超えていると見ている。 特にセヌリ党を中心に、セウォル号特別法とキム・ヨンオ氏関連の各種の流言飛語が大量に流通する構造があると見て、 流言飛語との戦争を宣言した。

8月25日、朴映宣(パク・ヨンソン)国民共感革新委員長は 「セヌリ党のカカオトーク流言飛語との戦争を宣言する」とし 「カカオトーク流言飛語の見えない手、流布部隊が無法天下で社会を分裂させている現象、 これは犯罪行為だ」と非難した。

韓貞愛(ハン・ジョンエ)報道担当者も8月26日のブリーフィングで 「『カカオトーク流言飛語』が社会の葛藤をさらに深くしている」とし 「セウォル号遺族を蔑視する内容をさらに広く拡散させ、 セウォル号惨事の問題解決まで難しくしている状況に達した」とした。

新政治連合はカカオトーク流言飛語に対応するため、 党内にセウォル号関連流言飛語と悪性コメント情報提供センターを設置し、 情報提供を受け付けるメールアドレスを党のホームページに出した。 (電話1577-7667、メールuri1577@hanmail.net)

また、セウォル号遺族などの名誉を顕著に傷つけたり事実を歪曲し、 社会対立をあおる人々に対しては最初の掲示者だけでなく、 流布者に対しても1回の警告の後に直ちに告発措置すると明らかにした。

閔(ミン)ビョンドゥ議員もこの日のラジオのインタビューで 「7.30補欠選の前にセウォル号遺族に水道料金、電気代まで払うという文が数百万、数千万件回り、 金芝河(キム・ジハ)先生がセウォル号遺族を批判するという文が掲載されたが偽物であることが判明した。 今回はユミンのお父さんの問題について、とても強い言葉を使って送られているが、 おそらく流通構造がある」と明らかにした。

閔ビョンドゥ議員は 「私たちも、どこで生産しているのか、だいたいの生産構造を察している」とし 「大統領選挙の時に動いた与党の心理戦組織のようなものが拡大改編され、 一定の流通構造を通じて流布されており、 そうしたことが社会の世論を受け、7.30補欠選の時も今も、 とても重要な役割を果たしている」と説明した。

続いて「この部分については党内の力量を総動員し、 生産組織と流通組織を把握している」とし 「(流言飛語生産)プラットホームはツイッターとFaceBook、カカオストーリー、カカオトークの4つの連結構造があって、 それらがどう作動しているのか、生産チームがどこなのかについて、 かなりの程度追跡している」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-08-27 08:29:04 / Last modified on 2014-08-27 08:32:11 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について