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セウォル号青瓦台座込場に来た野党「謝罪差し上げる」

家族ら新政治連合を強く叱責...「野党らしい野性見られてこそ」

チョン・ジェウン記者 2014.08.26 14:21

新政治民主連合の朴映宣(パク・ヨンソン)国民共感革新委員長など院内代表団と議員の一部が、 8月26日午前11時50分頃、青瓦台近くの清雲洞住民センターの前で5日間野宿座り込みをしているセウォル号惨事家族を訪れ 「謝罪申しあげる」と明らかにした。

▲朴映宣院内代表が26日午前、清雲洞住民センターの前で5日間野宿座り込みをしているセウォル号惨事家族を訪れた。朴院内代表は10分程家族と挨拶した後、ソウル市東部病院で44日間ハンスト中の惨事犠牲者ユミンさんのお父さんキム・ヨンオ氏に会いに行った。

新政治連合の金瑛録(キム・ヨンノク)院内首席副代表は、 惨事家族の前で「新政治連合は、これまで安山で一緒に歩いて市庁広場へ行くなど、 家族の意を尊重するために努力してきた」とし 「だが二回の与野合意で遺族の意に従えなかったのは非常に申し訳ない」と話した。

金首席副代表は「セウォル号特別法が最優先の民生法案」とし 「昨日から家族の意を尊重して家族が望むセウォル号特別法を制定するために、 セヌリ党、家族などが参加する3者協議体の構成を提案した」と伝えた。

続いて「特別法制定を要求して決意を集めるために、 新政治連合は昨日から国会で非常議員総会を続けている」とし 「絶えず闘争し、特別法制定まで努力する」と強調した。

金首席副代表は「これまで家族の意思を振り返ることができず、対話の不足があった。 これから130人議員全員が、共に特別法制定のために努力する」と繰り返し強調し 「セヌリ党と青瓦台、朴槿恵(パク・クネ)大統領も責任ある姿勢を取るべきだ」と要求した。

また彼は「警察庁に(座り込みに対する)不便を最小にするように話す」と付け加えた。

セウォル号惨事家族は新政治連合側に警察が青瓦台前の野宿座り込みに対して過剰対応していると提起した。 惨事犠牲者チェ・ソンホ君のお父さんチェ・ギョンドク氏は 「警察が座込場の前の車壁をどけてほしい。 警察が歩行者を検問して家族に会いに来る市民、学生をなぜ盾で止め、 遺族を採証するのかわからない」とし 「私の子供と同じのような子供たちがこんな仕打ちを受けるたびに本当に心が痛む」と伝えた。

この日、家族は新政治連合側に強い発言をして 「野党らしい野性を見せてほしい」、「もう待てない」等の冷たい反応を見せ 「最後に一回だけ信じる」という点を明確にした。

惨事犠牲者イ・ナムソク君のお父さんイ・チャンヒョン氏は 「遅い感はあるが、新政治連合が正しい道に向かったたことについて、 遺族、国民のひとりとしてよくやったと思う」とし 「新政治連合は、国民と家族の痛みをもっと考えて治癒し、 安全な国を作るために早く特別法が制定されるように努力してほしい」と注文した。

惨事犠牲者パク・ソンホ君のお母さんチョン・ヘスク氏は 「来てくれて感謝する」が「責任と約束を守れといっている。 むなしい約束でまた家族と遺族を泣かせるな。 また泣かせて国民がどうするのかを見たければそうしなさい」と警告した。

チョン氏は「野性を失った野党を見ることそのものが苦しい」とし 「野党はなぜ国民がセウォル号特別法制定にこだわって騒ぐのか、 はっきり知らなければならない」と伝えた。

続いて「セウォル号特別法は国民の生命と安全の問題だ。 新政治連合は生命線を握っている」とし 「遺族が細いひもをより合わせ、国民が太い綱を巻いてくれているのに、 新政治連合ができないのなら法を変えても国会議員をやめさせる」と強く話した。

惨事犠牲者イ・ウンビョルさんの叔母キル・オクポ氏は 「もう待てない。今回だけは信じるようにしてくれ。 新政治連合の議員数が130人しかいないといったような議席数を言ってはならない」とし 「われわれは金も必要なく、命を投げ出して座り込みをしている」と強調した。

セウォル号惨事家族対策委のキム・ビョングォン委員長は 「新政治連合が遺族のために努力しているのは分かるが、 今回ははっきりと野党らしい野性を見せてほしい」と注文した。

新政治連合はセウォル号惨事家族が反対する二回の与野合意をした後、漂流しているセウォル号特別法処理のために、8月25日から動き始めた。 新政治連合はこの日、セヌリ党がセウォル号特別法制定のための3者協議体提案を拒否したことで、 深夜12時まで議員総会を続けた末に「最後まで戦う」と闘争を宣言した。

新政治連合はこの日の夜から院内代表団を中心として、 国会予算決算委の部屋で徹夜座り込みに突入した。 8月26日にも汝矣島国会本庁前の階段でセウォル号特別法制定要求のための決意大会を開き、対国民要請文を発表した。 新政治連合は要請文で、セヌリ党が3者協議体構成を受け入れることを要求した。

付記
チョン・ジェウン記者はメディア忠清の記者です。この記事はメディア忠清にも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-08-27 08:26:57 / Last modified on 2014-08-27 08:26:58 Copyright: Default

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