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朴映宣「特検含む制約的捜査権譲歩...それでも無反応」

「兪炳彦の死体で警察が検察に不意打ち...大統領の指揮?」

キム・ヨンウク記者 2014.07.22 13:31

検警を避けて逃走していたセウォル号の実際のオーナーである兪炳彦(ユ・ビョンオン)元セウォルグループ会長と推定される遺体が発見され、 野党圏はセウォル号の真実究明がさらに重要になったとし、 捜査権のある特別法制定の声をさらに高めている。 だがセヌリ党は新政治連合が提案した制約的捜査権を骨子とするセウォル号特別法に対しても、 無反応と無誠意を続けている。

朴映宣(パク・ヨンソン)新政治連合院内代表は7月22日の院内対策会議で 「発表のとおりなら、兪炳彦も死に、真実の一切れも埋もれてしまった」とし 「検察と法務部長官が軍隊まで動員して兪炳彦を捉えると叫んだが、 生け捕りどころか死体を隠れ家のすぐ前で発見しておきながら40日間放置したあきれる政権」と非難した。

朴映宣院内代表は続いて 「さらにセウォル号の真実究明が重要になった」とし 「真実究明のために、真相調査委員会の資料確保のための制約的な捜査権限の付与もその意味がさらに鮮明になった。 私は7月17日、与野が合意した特別検査を含み、 制約的捜査権をあたえる折衝案をセヌリ党に提示した」と明らかにした。

朴院内代表は「この折衷案については専門家も賛成している」とし 「昨日の週定例会合でセヌリ党はこの折衷案について何の反応も示さなかった。 そしてセウォル号特別法に対しても、何の意志も誠意も読めなかった」と強調した。

▲去る19日汎国民大会で党の力をつくして、きちんとなったセウォル号特別法を作ると明らかにした朴映宣院内代表

また「セヌリ党と朴槿恵(パク・クネ)大統領は、6.4地方選挙用にセウォル号特別法を作ると言いながら、 今になってセウォル号が忘れられることを待って時間稼ぎをしているようだ」とし 「今日、与野政策委議長、与野TFチーム幹事が会う。 今日妥結しなければならない」と要求した。

朴範界(パク・ボムギェ)院内報道担当者も 「警察は6月12日に死体を確保し、DNA検査手続きを行い、 検察は逮捕に全力を尽くすとして昨日、拘束令状を再請求した。 法務部長官は昨日予算決算委に出てきて逮捕に全力を尽くすと話した」とし 「恥ずかしいと思うべきだ。 国家システムの崩壊であり、政府の無能と無対策そのものだ」と猛非難した。

続いて「ひとつの重要な証拠が消えた。 ますます証拠がなくなりつつあるのに、こんな検警にセウォル号の真相究明を任せられるか」とし 「それで真相調査委員会が重要だ。 特別法に制約的な範囲でも、きちんと資料提出を確保できるような捜査権が必要だ」と強調した。

朴範界報道担当者は続いて兪炳彦死体発見関連の疑惑を提起した。 朴報道担当者は「警察が検察を除き、突然大々的に生中継したが、 あれは警察単独ではできない」と指摘した。

朴報道担当者は「兪炳彦の死体を確保してDNAも検査し、 指紋も対照して最終的に兪炳彦の死体だと判断したとすれば、 それをどこまで報告し、どんな指揮を受けたのか、朴槿恵大統領には報告したのか、 朴槿恵大統領は指揮をしたのか、明らかにしなければならない」とし 「この100日の間、あらゆるメディアを最も多く飾ったキーワードは 『兪炳彦』だった。 大統領は当然報告を受けなければならず、大統領は指揮をするべきだ」と説明した。

彼は「結論として、セウォル号特別法真相調査委員会だけがこれらすべての真実を明らかにする唯一の方法で、 制約的であっても捜査権について政府与党は受け入れなければならない」と再度強調した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-07-23 04:40:29 / Last modified on 2014-07-23 04:40:30 Copyright: Default

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