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セウォル号の流言飛語を「強力に摘発」、池萬元の放言は?

内偵に着手…「鄭夢準の息子の告訴は受付けず、権恩嬉議員は警察が調査」

チョン・ジェウン記者 2014.04.23 18:33

社会発展システム研究所の池萬元(チ・マノン)所長がセウォル号惨事を 「死体商売」、「アカ暴動」などと発言して波紋が生じている中、 警察が内密調査に着手した。

警察庁の関係者は4月23日にメディア忠清との電話通話で、内偵に着手した理由について 「池萬元氏が名誉毀損で告訴された」とし 「名誉毀損罪と侮辱罪の容疑が適用できるか検討している」と話した。

警察は、セヌリ党の鄭夢準(チョン・モンジュン)ソウル市長予備候補の末の息子、ジョンモ君の放言については 「告訴状が受付けられておらず、たとえ受付けられたとしても指摘の対象が『国民』だという曖昧な点がある」と話した。

セヌリ党の権恩嬉(クォン・ウニ)議員は FaceBookにセウォル号沈没関連の虚偽の事実をまき散らし、 当事者が告訴して警察から調査を受けている。

これに関して、保守論客の池萬元(チ・マノン)氏は4月22日、自分が運営するホームページ 「システムクラブ」に「朴槿恵、しっかり気を引き締めよ」という題の文を載せ、 セウォル号惨事に関する政府の批判を「死体商売」と表現した。

その上、「第2の5・18暴動に備えよ」という主張を掲げ、 「国家を転覆させる蜂起が直ちに北朝鮮の目の前で行われる形」といった。 また「今、韓国のアカどもは大きなポイントをつかんだ」と主張した。

彼は23日には自分の文を問題にする記者を「アカ記者」と名指しし、 放言で議論になった鄭夢準予備候補の息子ジョンモ君とセヌリ党の 韓起鎬(ハン・ギホ)最高議員を擁護した。

権恩嬉議員は4月20日、自分のFaceBookに密陽送電塔デモに参加した専門デモ屋がセウォル号失踪者家族のふりをして扇動をしているという内容の文を書いたが、 事実ではなかった。

鄭夢準予備候補の息子ジョンモ君も、18日に自分のFaceBookに セウォル号惨事の遺族・失踪者家族の鬱憤に充ちた行動を遠回しに 「国民が集まって国家になるが、国民が未開だから国家も未開なのではないか」と書き残した。

一方警察は、旅客船セウォル号の沈没事故で怪談などの悪性流言飛語の流布に対し、強く摘発すると23日に明らかにした。

警察庁はこの日、悪性の流言飛語87件を摘発し、そのうち56件について内密調査に着手し、15人を検挙したと明らかにした。 また26件に削除を要請し、事実を確認するために海洋警察庁などに5件の機関通知措置をした。

付記
チョン・ジェウン記者はメディア忠清の記者です。この記事はメディア忠清にも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-04-24 21:58:20 / Last modified on 2014-04-28 07:06:56 Copyright: Default

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