本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:海の管制塔、珍島VTSにまた疑問
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1398182652338St...
Status: published
View


海の管制塔、珍島VTSにまた疑問

CBSラジオ元海上警察関係機関情報提供者とのインタビュー、「急変針した時、何をしたか」

キム・ヨンウク記者 2014.04.22 11:58

4月21日夜のJTBC 9時のニュースで、セウォル号の元航海士が珍島海上交通管制センター(VTS)の重要な管制ミスを指摘したのに続き、 今度は海上警察関係機関で長い間働いた情報提供者が、珍島管制センターと海上警察の問題を暴露して注目されている。

この匿名の情報提供者は4月22日午前、CBSラジオの「キム・ヒョンジョンのニュースショー」とインタビューで、 「VTS(Vessel Traffic Service)は、海上交通管制センターというが、飛行機の管制塔のようなところ」とし 「管轄に入れば少し規模が大きい船舶やタンカーをとにかく重視して監視する」と説明した。

彼は「管制センターは自分の管内に(船が)入ればリアルタイムで一番近くで隣の家と対話するように(管制を)しなければならない」とし 「まずセウォル号が若干航路から逸れたこともコントロールしなければならない。 それをするのが管制」と指摘した。

この情報提供者は、海上警察の「珍島VTSは午前7時8分頃にセウォル号が管内に進入したことをレーダーと船舶自動識別システム利用し、確認するなどでモニターしていた」という主張について、 「では、急変針(進路変更)をした時は何をしていたのか?」と批判した。

彼は「リアルタイムでずっと航路を管制し続けるのがレーダーだが、 TVに出てきた航跡検索を見れば、逆に上に進んでいた」とし 「その時、何をしたのかということだ。 そんな疑わしい部分が1件や2件ではない」と指摘した。

海上警察側がまた「(事故がおきた)メンゴル水道は、漁民がよく通る所なので、 別途に珍島VTSで管制はしない」と発表した部分も 「なぜ珍島にVTSを作ったのか、VTSの存在目的が何か理解していない」とし 「旅客船を認識して、すべて管制しているのに、突然管制をしない理由をどう説明するのか、まったく辻褄が合わない」と反論した。

この情報提供者はまた「状況判断により救助をするが、海上警察の指揮部は、警備艦艇での勤務経歴が全くない人が(中心になって)組織を率いている」とし 「机上行政をしてきたキャリア、庁長もキム・ソクキュン氏も公務員国家試験出身で、局長のようにTVのブリーフィングに出てきた人たちもみんな告示特別採用者たち」だと強調した。 彼は「入社すればまず海上警察で、オリエンテーションの形式で出動警備艇を見学を一回はするが、職務を与えられた後は警備艇の経験は全くない」とし 「海上警察には現場の人はおらず、特別採用出身、机に座っている人々が本庁局長級に座っている。 一度身上を調査すれば分かる」と付け加えた。

彼は「海の事情をちょっと知っている人と知らない人には差がある」とし 「参謀の意見を聞くとしても、どうしても警備艇での勤務をしていないので、指揮官の自主的な判断はちょっと難しい」と指摘した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-04-23 01:04:12 / Last modified on 2014-04-28 07:06:20 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について