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朴槿恵大統領のスイス訪問で現地労組が「法と原則を守れ」

ダボスフォーラムで朴槿恵大統領との面談要求、および韓国鉄道労組弾圧報告予定

チョン・ウニ記者 2014.01.20 12:13

スイスを訪問している朴槿恵(パク・クネ)大統領にスイスの鉄道労組が韓国鉄道労組に対する弾圧を問題として法と原則を守れと忠告した。

スイス鉄道労組(SEV)は朴槿恵大統領がスイスに到着した1月18日、首都ベルン にある韓国大使館の前で韓国鉄道労組に対する弾圧を問題として抗議デモを行った。

▲スイス鉄道労組(SEV)組合員たちが韓国大使館を訪問、抗議した。[出処:韓国鉄道労組ストライキ支持(Support railway workers' right to strike in Korea)FaceBook]

スイスの鉄道労働者たちは、この日、声明で「われわれは産業的行動、つまり ストライキを理由として法的に起訴されたことは一度もない」とし、「朴槿恵 大統領と韓国鉄道会社に対し、民主的手続きを厳格に守るよう忠告する」と明 らかにした。

スイス鉄道労組は「韓国大統領であるあなたに、全く受け入れられない攻撃を 中断するよう要求する」とし「われわれは韓国の兄弟姉妹への支持を続ける」 と表明した。

彼らはまた「スイスの鉄道制度はSBB(国鉄)と民間会社などの鉄道会社との団体 交渉など、政治的・法的な抑圧から自由で、民主主義を守り、効率的に運営 されている」として「これを誇らしく思う」とも述べた。

今回のスイスの鉄道労働者たちの抗議は、インドに続いて海外歴訪する朴槿恵 大統領に対する現地人たちの二回目のデモだ。

朴槿恵大統領の最初の歴訪地であるインドのオリッサ州では、現地人らが15日、 ポスコ製鉄事業を問題として朴槿恵大統領の火あぶり式などのデモを行って、 事業の中断を要求した。オリッサ州民はポスコ製鉄事業が自分たちの生活の 根拠地を奪うと反発している。

[出処:労働と世界]

一方、国際労働界は労働基本権を弾圧する韓国政府への圧力を強める方針だ。

経済協力開発機構労働組合諮問委員会(OECD-TUAC)、ITUC(国際労総)(ITUC)、 国際運輸労連(ITF)、国際公共労連(PSi)、民主労総は、1月20日、民主労総の 大会議室で記者会見を行って、このような計画を明らかにした。

記者会見で彼らは、韓国総理および労働部長官が面談要請を断ったことを糾弾 する一方、今後、OECD、ILOに提訴し、民主労総3派ゼネストが開かれる25日に は国際共同行動を行うなど、韓国の労働基本権向上のために努力すると明らか にした。

記者会見に参加した国際労働界の指導部は、韓国訪問後に朴槿恵大統領が歴訪 中のスイスのダボスフォーラムに参加し、韓国鉄道労組の弾圧状況を報告し、 措置を要請する計画で、ダボス現地で朴大統領に国際労働界代表との面談を 要請する計画だ。

これらの団体は、19日の午後にも鉄道労組指導部が収監されているソウル市の 龍山警察署の前で「民主労総-鉄道労組弾圧糾弾国際労働団体記者会見」を開き、 政府の労働弾圧に抗議した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-01-20 15:00:49 / Last modified on 2014-01-20 15:00:50 Copyright: Default

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