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カトリック正義具現司祭団、「朴槿恵退陣」を公式に要求

「政府、与党が韓国天主教会を冒涜...朴槿恵大統領、自ら辞任を」

ユン・ジヨン記者 2013.12.05 11:40

天主教正義具現全国司祭団が朴槿恵(パク・クネ)大統領の退陣を公式に要求した。11月22日、カトリック全州教区司祭団が時局祈祷会で政権退陣を要求した後、初めて全国次元で政権退陣の立場を明らかにした形で、大きな影響が予想される。

全国司祭団は12月4日の夜、立場を発表して「天主教正義具現全国司祭団は不正 選挙を糾弾し、大統領の辞任を主張した全州教区司祭団の要求を尊重し、これ を司祭団の立場であることを明らかにしたい」とし「市民社会と宗教界の叱責 にもかかわらず、不通と独善、反対勢力に対する弾圧を続ける恐怖政治の寿命 はあまり長くない。今からでもこれらすべての責任を取って自ら辞任する方が 名誉だろう」と明らかにした。

続いて「11月22日、カトリック全州教区司祭団の時局祈祷会は、民主主義の土台 が根本から壊されている現実に危機感を感じ、根本的な改善を要求するために 用意した場だった」とし「しかし大統領と閣僚、与党は、説教の趣旨を歪め、 その上に理念的な部分に文句をつけて韓国天主教会を大きく冒涜し、深い傷を 抱かせた」と批判した。

[出処:カトリックニュース・いまここ]

また、「良心の命令による司祭の声をアカの扇動だという行為は、後ろめたい ことがある権力が何度も繰り返してきた危機対応方式だった」とし「ここには 新聞や放送の悪意的な付和雷同も一役買った。明らかに韓国の報道機関に恥辱 として記録される事件」と声を高めた。

さらに司祭団は、政府と言論が従北追い込みなどの弾圧を加えても、持続的な 政権退陣運動を続けるという意を表わした。彼らは「選挙の不正の責任を問う ことが、たとえ苦難を招いても、われわれはこの十字架を無視しない」とし 「繰り返し大統領と政府、そして与党の全面的な改心を要求する」と強調した。

天主教正義具現司祭団のナ・スング神父は、今回の司祭団の発表が全国的な立場 であり公式立場であると述べた。ナ・スング神父は5日、CBSラジオの[キム・ ヒョンジョンのニュースショー]とのインタビューで、「総会を準備する集まりで 議論した結果、私たちの立場を整理することが今、カトリックが直面する問題 だが、これから司祭団が進む道に助けになると思われるので一応、まず立場の 整理をすることにした」と明らかにした。

また彼は朴槿恵大統領が国家機関の大統領選挙介入問題について職務を遺棄 しているため、全国司祭団が朴槿恵大統領の退陣を要求することにしたと 明らかにした。

彼は「全国教区で7月から引続き国家情報院、国家機関の大統領選挙介入などに ついて問題提起をしてきたが、(政府が)口を動かそうともしなかった」として 「しかし今回、パク・チャンシン神父様の意を伝える不正選挙などの言葉に対 する答はとても早かった。従北やアカとか等等の枠組みに投げ込み、身動きで きなくした」と批判した。

続いて「その意味で、ひとまず就任した大統領が本当にすべき国政に対しては 何もしていないという気がした」と明らかにした。

パク・チャンシン神父の説教が全国的な波紋を起こしたことについても「その 当時、その場にいたが、この言葉がなぜ革命戦士につながるのかわからない」 として「この方(パク・チャンシン神父)が話していくらも経たないうちに大統領 から始まり、与党代表、総理までが、なぜか準備されていたような事が行われた のではないかと思わる。何か、この部分について徹底的に準備していたのでは ないかと疑われる」と声を高めた。

一方今回の全国司祭団の立場発表後、今後の計画については「自分の教区に帰 り、この部分について私たちがどうすればいいのかを議論する過程を経る」と し「(全国的な時局ミサなどの計画は)まだ考えに追われていて、ひとまず各教区 の反応を見る予定」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-12-06 06:11:51 / Last modified on 2013-12-06 06:11:52 Copyright: Default

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