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カトリックに続いて仏教、プロテスタントも「政権退陣」

プロテスタント「断食祈祷」、仏教「時局宣言」…「朴槿恵大統領辞任要求」

ユン・ジヨン記者 2013.11.26 14:20

カトリック正義具現司祭団の時局ミサを始め、仏教とキリスト教など、宗教界を中心として朴槿恵(パク・クネ)政権退陣の要求が広がりそうだ。

朴槿恵大統領は11月25日に開かれた青瓦台首席秘書官会議で、カトリック時局 ミサへの強硬対応を示唆したが、すでに政権退陣要求が宗教界全般に広がって おり、対立はさらに激しくなる様相だ。

現在、カトリックを始め、プロテスタントも政権退陣断食祈祷会を予告している。 全国牧師正義平和協議会に所属する牧師約3百人は、12月16日から25日までの 10日間、ソウル市庁広場にテントを設置して政権退陣断食祈祷会を開く。

全国牧師正義平和協議会の総務、ウォン・ヨンチョル牧師は「国家機関が選挙 に介入して不正選挙が起きたのに、朴槿恵政権が今までそれに対して何の立場 も表明せずにいる」とし「だから選挙そのものが無効だということを知らせる ために断食祈祷をする」と明らかにした。

また彼らは断食祈祷を通して朴槿恵大統領の辞任を要求する計画だと明らかに した。ウォン・ヨンチョル牧師は26日、YTNラジオの[チョン・ウォンチェクの 出発新しい朝]とのインタビューで「国家情報院を改革しろという国民の要求 さえ、朴槿恵大統領は全く受け入れようとしない」とし「だからもう辞任すべ きだという要求をする」と強調した。

また宗教界の政治介入の議論に対しても「社会、歴史、その時代の人々の問い に答えるのは教会の使命」とし「政治的な問題であれ、経済的な問題であれ、 その社会の中にある問題なら、それに答えるのは当然のこと」と明らかにした。 続いて「韓国社会が本当に正しく進むようにするために、牧師たちが意見表明 をすることが政治介入なら、本当にすべての問題がすべて政治介入になる」と 声を高めた。

プロテスタントだけでなく、仏教界も国家機関の大統領選挙介入問題と朴槿恵 大統領の独断的人事を批判する動きに力を入れはじめた。曹渓宗実践仏教全国 僧伽会は11月28日、曹渓宗で「朴槿恵政権の懺悔と民主主義守護を念じる曹渓宗 僧侶時局宣言」を行う方針だ。

彼らは約千人の僧侶が参加する時局宣言を開き、△国家機関の大統領選挙介入 真相究明のための特検実施、△独断的人事など朴槿恵大統領の不通懺悔、△理念 対立を助長する現政権の態度中止、△民生優先政策の施行、△南北関係進展の ための政府の前向きな態度変化、△密陽送電塔問題などの社会問題の解決を 要求する方針だ。

なおハム・セウン神父は25日晩、CBSラジオの[鄭寛容の時事ジョッキー]との インタビューで、ソウル大教区のヨム・スジョン大主教が、「宗教家は政治に 直接参加してはいけない」という趣旨の発言をしたことに関して「司祭や市民 は存在論的にすでに政治的」とし「そうした内容を主教様が間違って理解され ている。状況に合わないことをおっしゃったのは残念に思う」と反論した。

続いて「選挙不服ではない」と主張する民主党の立場にも、「市民は政治家の 限界を越え、われわれは信仰人として、妥協より真実と定義の方を優先しなけ ればならないという内容をいつも主張している」とし「民主党の議員がそんな 内面の空白というか、そんなものがあるので残念だ。実は彼らにも私たちが共 に叱る内容がある」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-11-27 03:49:52 / Last modified on 2013-11-27 03:49:52 Copyright: Default

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