ソウルでの5万キャンドルに続き10万のために統合進歩党もテント党事務所

100時間非常行動に突入...金ハンギル「広場のテント、国民は国家情報院の問題を知った」

8月10日(土)、ソウル広場には5万人を越える国家情報院の不法大統領選挙介入真相究明国民キャンドルが燃え上がり、統合進歩党が10万国民キャンドルを成功させるための100時間非常行動に突入した。

［出処:労働と世界ピョン・ベクソン記者］

実際、10日にはキャンドル集会が市庁広場をぎっしりと埋め、政府与党の期待 と違い、キャンドルがますます大きくなっており、今週の暑さが絶頂に達して おり、8.15光復節を前にキャンドルはさらに大きくなると予想される。特に8.15 の頃は、混乱を繰り返してきた国政調査がしっかりした真相究明の重大な岐路に なる可能性があり、市民社会団体と野党圏の総力戦が予想されている。

これにより統合進歩党は8月11日午後2時、清渓広場で10万国民キャンドルを成功 させるための100時間非常行動宣言の記者会見を行い、テントの党事務所を設置した。 また、14日には党員総動員令をかけ、ソウルのあちこちで政党演説会と汎国民 署名運動などを行う総力闘争に突入した。

李正姫(イ・ジョンヒ)代表は記者会見で、「国家情報院大統領選挙介入事件の 徹底的な真相究明と完全な解決に対する熱望は、もうセヌリ党の妨害や保守言論の 分裂工作にも屈しない」とし「セヌリ党が民主党と交渉テーブルにつき、二三の 言葉でこの状況を終わらせようとしても、国民の熱望はおさまらない」と話した。

李正姫代表は「8月14日の7次汎国民大会と、8.15行事へと続く二日の間、10万 キャンドルを実現する」とし「民主主義を拒否する朴槿恵(パク・クネ)大統領 とセヌリ党に対して、国民は直接行動を繰り広げる」と強調した。

民主党も5万のキャンドルにかなり鼓舞された様子だ。金(キム)ハンギル党代表 はこの日の就任100日記者懇談会で「私が予想していたよりはるかに多い国民と 党員が積極的に参加してくれた」とし「民主主義回復、国家情報院改革が多くの 共感を得ており、一緒にこれを成就しようという情熱を確認する場だった」と評価した。

金ハンギル代表は「しかし昨日の夜の対国民報告大会も、始まりでしかない」 とし「総動員令をかけたが、以前の群衆集会のように中央党が組織的な動員を 強制したわけではない。中央党次元でバスを動員したもなく、意を同じくする 党員は参加してほしいという程度の話をしただけだった」と強い意味を付与した。

金代表は続いて「私たちが広場に出てきてテントを張ったのは、とても大きな 意味がある」とし「第一野党が広場にテントを張り、100人ほどの国会議員が 座っているのを見て国民が深刻性を認識し、マスコミの報道もテントを張る前と 後ではとても違う。問題の深刻性について多くの国民があらためて知るように なったことが最大の成果」と強調した。

これに先立ち、10日の汎国民キャンドル大会には、院内野3党の代表が全員 キャンドル大会の舞台に上がり、国家情報院大統領選挙介入の真相究明を要求した。

民主党の田炳憲(チョン・ビョンホン)院内代表は演説で「蹂躙された民主主義 を切り落とし、踏みにじられた主権を死守するために、市民の広場に、民心の 広場に、われわれ目覚めた市民が参加している。感謝する」とし「民主党と 国民、民心の要求は、選挙結果を変えようというのではなく、真相を糾明し、 責任者を処罰し、国家情報院を改革し、朴槿恵大統領の再発防止と謝罪を要求 することだ」と明らかにした。

統合進歩党の李正姫代表も「この事件の核心は朴槿恵キャンプが組織的に国家 情報院と警察首脳部を不法動員し、政権を取ったこと」とし「だから、朴槿恵 キャンプの金武星(キム・ムソン)、クォン・ヨンセと元世勲(ウォン・セフン) 前国家情報院長、キム・ヨンパン前ソウル警察庁長官の間でどんな指示と謀議 があったのかを明らかにすることが今回の国政調査で一番重要だ」と強調した。

李正姫代表は「大統領選挙の組織的不法行為の最大の受恵者である朴槿恵 大統領がこれらの様々な事態の責任を取らなければ民主主義が回復しない」 と要求した。

進歩正義党の千皓宣(チョン・ホソン)代表も「国家情報院は他ならぬ朴槿恵候補 を助け、国家情報院の責任者は他ならぬ朴槿恵大統領であり、国家情報院を改革 できる絶対的な人物も、まさに朴槿恵大統領」とし「この問題を解決する人は、 まさに朴槿恵大統領だ」と朴大統領の決断を要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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