本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:民主労総委員長にシン・スンチョル当選...「力強い闘争で希望を」
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1374187443303St...
Status: published
View


民主労総委員長にシン・スンチョル当選...「力強い闘争で希望を」

8か月の指導部空白を終わらせ、20日の希望バス闘争に強い意志を示す

キム・ヨンウク記者 2013.07.18 19:58

民主労総7期役員選挙でシン・スンチョル委員長候補/ユ・ギス事務総長候補組が新指導部に当選した。これで民主労総は8か月間の指導部空白を終わらせ、本格的な懸案闘争と直接選挙制準備などを導いていく展望だ。

民主労総は7月18日午後2時、ソウル市登村洞の88体育館で59次臨時代議員大会を開き、 委員長/事務総長を選出した。

この日の委員長選挙は、1次投票で記号1番の李甲用(イ・ガビョン)-カン・ジンス 候補組が224票、2番のチェ・ギュジョン-キム・ヨンウク候補組が187票、3番の シン・スンチョル-ユ・ギス候補が288票を得票し、2番のチェ・ギュジョン-キム・ ヨンウク候補組がここでまず脱落した。

続いて直後に行われた決選投票では、702人のうち3番のシン・スンチョル-ユ・ギス 候補組が457票で過半数を越え、当選した。1番の李甲用(イ・ガビョン)-カン・ジンス 候補組は235票を得票した。

今回の選挙の結果は、強い組織力を基礎とするシン・スンチョル-ユ・ギス候補組 の当選が最も有力と見られていたという点で、異変はなかった。シン・スンチョル 当選者は、民主労総の前現職産別連盟代表者が中心になった労働フォーラムに 属している。

ある程度の組織力を持っていると言われる2番のチェ・ギュジョン候補組が1次 投票で脱落したのは、統合進歩党の排他的支持の復元を打ち出したことで、反 統合進歩党の情緒が強く作用したという評価が多い。また、チェ・ギュジョン 候補組が属する民主労総内の最大政派である全国会議の責任論も強く作動した。

決選投票で1番と3番の候補が勝負する場合、強い組織力を持つシン・スンチョル 候補組が優勢だという展望も十分に予想されていた。一部では、李甲用候補の 認知度に2番候補支持者の票が分散すると、前の選挙のように異変が起きる 可能性も囁かれていたが、採決の結果、2番の候補支持者はほとんどが シン・スンチョル候補を支持した。

当初、1番と2番の候補組が選挙運動の過程で感情的な乱打戦と呼ばれる程に激 しい論争を行い、3番の候補組のシン・スンチョル候補を組織的に支持することが 予想されていたとも言われる。

ユ・ギス事務総長は当選の所感で「民主労総に対する仲間たちの革新の情熱を 受け止める」とし「互いに意見が違っても激しく討論し、その決定を力強く 実践すれば、民主労総をまた立て直せると確信する。7月20日(現代車非正規職 希望バスで)蔚山に集まって、力強く闘争する」と明らかにした。

シン・スンチョル委員長も「皆さんとの約束はすべて守った委員長として記憶 されたい」とし「力強い闘争で希望を作っていこう」と語った。シン委員長は 「これから民主労総の委員長が参加するどんな大会の大会発言も、最大3分を 越えない。集会文化の変化を真っ先に実践する」とも語った。

シン・スンチョル委員長は64年生まれで、起亜車労組出身、民主労総副委員長 を歴任した。ユ・ギス事務総長は57年生まれで、建設連盟政策室長を歴任した。 シン・スンチョル委員長とユ・ギス事務総長の任期は2014年末までだ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-07-19 07:44:03 / Last modified on 2013-07-19 07:44:03 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について