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権永吉が慶南道知事に立候補、「洪準杓と素敵な勝負をする」

14日に立候補宣言...「民主党候補を早く決めろ」

キム・ヨンウク記者 2012.11.14 16:25

12月19日に18代大統領選挙と共に行われる慶南道知事補欠選挙に権永吉(クォン・ ヨンギル)元民主労働党代表が無所属で出場の意向を示した。慶尚南道、昌原 (乙)地域で17代、18代国会議員に当選した権永吉候補は、昨年6月に進歩新党と の進歩大統合のために、4.11総選挙不出馬と白衣従軍を宣言した。

[出処:チャムセサン資料写真]

総選挙への立候補を取りやめた後、民主労総と労働中心党の建設に取り組んで きた権永吉候補が、1年4か月でまた政治の真ん中に飛び込んだのは、セヌリ党 に対抗できる権永吉ほどの競争力を持つ野党圏候補がなく、立候補の要請が強 かったためだ。実際、権候補は民主統合党も含み、野党圏支持率1位を記録し、 民主党が候補を出しても権元代表に単一化される可能性が高い。

特に民主党の一部でも、慶尚南道の投票者の心理をつかむ労働勢力の積極的な 大統領選挙参加のためににも、無所属の権永吉候補で単一化すべきだという 世論が相当な力を得ているという。

権永吉前代表はこの日の午後2時、慶南道庁の前で記者会見を行い「私、権永吉 は、慶南道知事になって進歩的な道政の実現と、政権交替の先鋒に立つことを 決心した」とし「12月19日の選挙日には投票率70%を達成し、進歩改革民主候補 が過半数の88万票を確保する」と自信を見せた。

権永吉前代表は続いて「雲をつかむような公約を出したセヌリ党候補が、この 慶南で闊歩するのは、他でもなく進歩改革民主勢力の誤りが原因」とし「道知 事になって、新しくできる政府に対し、地域発展のために全面的な支援で慶南 道民の債務を返せと叫ぶ」と明らかにした。

セヌリ党の慶南道知事候補は洪準杓(ホン・ジュンピョ)前セヌリ党代表だ。 洪準杓候補は4.11総選挙で東大門区乙で立候補し、民主党候補から苦杯を 飲まされた後、今回のセヌリ党道知事予備選挙で慶南道庁移転を公約し、当選した。

権永吉元代表は「今回の道知事選挙は次期選挙をながめて立候補する選挙では なく、政権交替を実現するための絶体絶命の重大な選挙」とし「私個人の名誉 を考え、道知事に立候補したのではないかという強い叱責と要求を受けながら、 二か月ほど悩んだ末に決断した。個人の名誉よりも重要な時代の要求を拒否で きなかった」と立候補の背景を説明した。

権前代表は、民主党には「今回の補欠選挙は民主党が誘発した。民主党は候補 を立てないのが道理」としつつ「民主党が候補を出すなら、投票登録日が近付 いてから候補を決めるのは道理ではない。できるだけ早く野党圏単一化をしな ければならない」と指摘した。

また「民主党が今週内に候補を確定するように願う」とし「どんな方式や条件 でも、野党圏単一化に応じる。それが時代の要求」と自信を見せた。

彼は洪準杓候補について「洪準杓候補とは国会議員の8年間、互いにとてもよく 知っている間で、今後、慶尚南道の発展のために素敵な美しい勝負があるだろう」 とし「洪候補の慶南道庁移転の公約は、セヌリ党の競選候補だったパク・ワンス 市長が荒唐無稽な公約だといった話にさらに付け加えることはない」と釘を刺した。

彼は統合進歩党の分党事態について「私の道知事立候補が進歩の再構成と労働 結集、進歩結集を実現する契機になればという希望がある」とし「新しく手を 取り、また美しい未来を共に描く道にすべての進歩陣営が参加することを希望 する」と明らかにした。

権永吉元代表は、慶南中学と慶南高校を卒業し、言論労連委員長、民主労総 初代委員長を経て、民主労働党を創党した。権候補は2002年と2007年の大統領 選挙で民主労働党の大統領候補に立候補した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-11-15 03:37:42 / Last modified on 2012-11-15 03:37:43 Copyright: Default

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