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韓進重解雇者復帰初日に座り込み、92人全員が現場に復職

金属労組、「会社はもう復職書類の問題で対立を起こすな」

ユン・ジヨン記者 2012.11.09 15:06

韓進重工業使用者側が要求した『勤労契約書』と『誓約書』提出を拒否してき た88人の解雇者をはじめ、92人の韓進重工業解雇者が整理解雇通知から1年9か月 ぶりに現場に復帰した。

会社は復職当日の午前まで、解雇者中6人の現場復帰を拒否し、労使対立が増幅 していたが、労組が座り込みに突入し、会社が92人の解雇者全員に対して現場 への復帰を認めた。

[出処:金属労組釜山梁山支部]

これまで『勤労契約書』と『誓約書』をめぐり対立してきた韓進重工業労使は、 11月8日に解雇者全員復職について意見を一致させた。

先立って会社が送った勤労契約書の但書条項には、『再就職勤労者は使用者の 勤務地変更や部署移動に同意する』という内容が含まれている。誓約書には 『身体検査または身元照会の結果、非適格と判定された場合、修習期間または 修習終了後に従業員として非適格と判断された場合、会社のどんな処分も甘受 する』という内容が含まれ、労組と市民社会から『奴隷誓約』と批判されていた。

労組は11月8日午後、議論の末に勤労契約書と誓約書の一部に『同意しない』と いう本人の意志を貼付して会社側に提出した。会社はその日の午後『夜遅く なっても人事命令を伝える』と約束した。

これにより金属労組韓進重工業支会は、復職予定日の9日午前7時、影島工場の 前で出勤集会を開いた。だが当日の朝になっても会社が人事命令を出さず、 労組は復職集会を中断し、新館1階のロビーで座り込みに突入した。

[出処:金属労組釜山梁山支部]

[出処:金属労組釜山梁山支部]

午前9時頃、会社は支会側に人事命令書を伝えたが、解雇者のうち6人に対して は現場復帰ではなく、支援部署に人事命令を出し、また対立が高まった。会社 は該当の6人に対し『前科者なので防衛産業の現場復帰は難しい』という意向を 明らかにした。これに支会は労使合意の履行と現場で原職に復帰させることを 要求し、無期限にロビーでの座り込みを続けるという立場を明らかにした。

会社は結局『現場の人事命令は法的に問題がないようだ』とし、5人に対し支援 部署から現場に変更するという人事命令書を支会に伝え、88人の解雇者は全員 現場に復帰することになった。支援部署に発令された6人のうち1人は元から 支援部署だったことが確認された。

労組側は「会社が11月12日、復職者に会社の事情を説明するオリエンテーション を実施することにして、復職問題はすべて解決した」とし「韓進重工業支会は 11月10日の全国労働者大会前夜祭に参加し、感謝の挨拶をする予定」と明らかにした。

一方、金属労組は論評を発表し「これまで共に復職する姿を期待してくれた 国民の皆さんと国会環境労働委員会の野党議員および労働市民社会団体に感謝 を申し上げる」とし「韓進重工業使用者側は今日を待っていた復職者の心情を 推し量り、これ以上、復職書類の問題で対立を起こさないことを望む」と明らか にした。

続いて「受注物量の問題や賃金団体協議交渉の問題にも、見解決の問題がある が、韓進重工業の解雇者は昨年11月10日の労使合意精神を信じて出勤する」と し「この合意を無条件に実現することで、韓進重工業も合理的な労使関係の 出発点にすることを期待する」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-11-10 09:12:45 / Last modified on 2012-11-10 09:12:45 Copyright: Default

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