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検察、統合進歩党社を押収捜索...対峙

革新・党員非常対策委、共に阻止中

キム・ヨンウク記者 2012.05.21 11:20

5月21日午前8時35分頃、検察が19代総選挙比例候補選出不正疑惑事件の捜査の ために、ソウル市大方洞の統合進歩党と党サーバー管理業者などの押収捜索を 試みており、統合進歩党が強く反発して押収捜索を防いでいる。

統合進歩党社には姜基甲(カン・ギカプ)革新非対委員長と非対委員が検察の 押収捜索を阻止している。旧党権派側のイ・サンギュ、キム・ジェヨン当選者 も党舎に集まっている。

▲党舎押収捜索に関して記者の質問に答えるイ・ジョンミ統合進歩党革新非常対策委報道担当者

統合進歩党革新非常対策委のイ・ジョンミ報道担当者は、「革新非対委員会は 比例選挙不正疑惑に対する党次元の自浄努力を進めている」とし「検察の今回 の押収捜索は、党員名簿を含む選挙関連の資料一切を対象にしており、憲法で 保障された政党政治活動の基本権を侵害する行為であり、強く対応する」と明 らかにした。

旧党権派側のキム・ミヒ党員非常対策委報道担当者も「2010年2月民主労働党の 党サーバー押収捜索令状を持って来た検察に対し、4か月間、党員名簿を守るた めに全力で戦った」とし「進歩政党の運命が李明博政権と公安当局によって、 風前の灯になった。党員非常対策委はすべての力量を総動員して、検察と公安 当局の統合進歩党破壊の陰謀に決死抗戦で対応する」と明らかにした。

キム・ミヒ報道担当者はまた「党舎では姜基甲委員長と党員非対委員会所属の 党員と党役員が検察の押収捜索と戦っている。検察は今すぐに進歩政党弾圧の 陰謀を中断しろ」と要求した。

検察の統合進歩党押収捜索をめぐり、民主労総も野党も反発している。

民主労総は論評で「統合進歩党の内紛を機会として統合進歩党の瓦解を狙った 不純な工作であり、即刻中断すべきだ」とし「雑音があっても、統合進歩党は 現在、自発的な真相調査を進めている。これに続き肉をえぐり取る政治的責任 を履行しようと苦悩している。これはどこかの保守政治にはない自浄努力だと 評価すべきであり、不純な意図の検察が介入する事案ではない」と非難した。

進歩新党も論評で「統合進歩党内革新非常対策委が今回の党内競選を『総体的 不良、不正選挙』と規定し、内部調査に着手したのだから、その結果を待つの が順序」とし「サーバー、党員名簿など、必要な資料はすべて確保するという 検察の意志により、この問題を組織事件に仕立てあげたり統合進歩党の攻撃に 追い込んではいけない」と要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-05-22 02:08:50 / Last modified on 2012-05-22 02:09:01 Copyright: Default

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