韓国:全国運営委を控えて戦雲...ユン・グムスンの涙にも粘る党権派 | |||||||
Menu
おしらせ
・2024総会(報告) ・レイバーネットTV ・あるくラジオ ・川柳班(例会報告) ・ブッククラブ(4/6) ・シネクラブ ・ねりまの会(4/17上映会) ・フィールドワーク ●「太田昌国のコラム」第88回(2024/3/20) ●〔週刊 本の発見〕第339回(2024/3/28) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/3/28) ●川柳「笑い茸」NO.152(2024/3/27) ●フランス発・グローバルニュース第7回(2024/3/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」89回(2023/12/31) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合
|
「恥ずかしく、党に残るのも難しいのに京畿東部は頑張る」全国運営委を控えて戦雲...ユン・グムスンの涙にも粘る党権派
キム・ヨンウク記者 2012.05.04 11:48
「一生土地を耕して農作業をしてきた女性農民が、政治勢力化を決めて実践す る過程は、決して順調ではない道でした。寒い冬、冷たいアスファルトの上で 放水銃を受け、汝矣島の国会前で野宿座り込みをしました。農民が警察の暴力 で殺される状況でも、新しい世の中を望む女性農民の政治勢力化の決定と活動は 止まりませんでした」 統合進歩党比例代表1位で当選したユン・グムスン当選者の比例代表辞任記者 会見場は涙の海になった。パク・チョモク全国女性農民会総連合(全女農)会長が 韓米FTAと戦った過程を含む記者会見文を読み進むと、ユン・グムスン統合進歩党 比例1位当選者は涙を拭った。パク・チョモク会長も涙を流しながら記者会見文 を読み進んだ。ユン・グムスン当選者と全女農役員の記者会見を見ていた補佐陣も 涙を流した。彼らはみんな、民主労働党の前から共に農民運動をしてきた人々だ。 ▲昨年12月31日、統合進歩党3次全国運営委の後に記念写真を撮り、統合進歩党全国運営委員が笑っている。右下二番目にユン・グムスン当選者もいる。統合進歩党全国運営委は民主労働党系55%、参与党系30%、統合連帯系(進歩新党脱党派)15%で構成される。民主労働党系には非主流系列運営委員もいて、4日午後の全国運営委は激しく対立するものと展望される。[出処:チャムセサン資料写真] パク・チョモク会長は、農民の組織化で飛び回った長い時間を回顧した。 「自分の名前の通帳もなく、携帯電話もなく、クレジットカード一枚ない女性 農民は、党員加入から困難が始まります。統合進歩党を知らせ、支持を得るために 一人でも多くの農民と会うため、畑から畑へと朝から走りました。文字を知らない 高齢の女性農民にハングルを教えながら、選挙運動をしました」 「2012年、私たちにはユン・グムスンがいました。削髪と断食、鎖も拒まず、 いつも闘争の火ぶたを切ってきた女性農民の力をあわせて奇跡を起こそうと いいました。そしてついに女性農民の力でユン・グムスン候補は統合進歩党の 比例候補1位になりました」 ユン・グムスン当選者は辞任記者会見の後、「私が農民候補として女性農民会 の組織的な立場を共にして、私が責任を負うべき部分は私が責任を取る」とし 「(イ・ソッキ当選者など)他の候補者と共に選挙を闘った。ある選挙で当選 してもしなくても、選挙に出た人は共に責任を負わなければならない」と 比例代表選挙候補者の全員辞任を呼び掛けた背景を説明した。 「地域住民が党を解散しろという」...「進歩政党荷物をまとめるべきかも」ユン・グムスン当選者の比例代表辞任発表は、この日の午後2時に予定された 全国運営委がどれほど鋭く対立するのかを端的に示す。ユン・グムスン当選者の 決断にもかかわらず、党権派グループは全国運営委で国民が納得する水準の責任 を見せなければ、急激な離党の動きの可能性も出てきている。 党内地方区の競選過程から、党権派系列の候補の不正選挙問題を提起してきた 統合進歩党の前予備候補は「地域住民の民心は抑えられない程荒い」として 「私が党権派の不正選挙の被害者であることを知っている人も、党の責任者の 無責任な姿に失望した支持者が私に抗議電話を入れ続けている」と吐露した。 彼はまた「すでに党内地方区候補の予備選挙でも明白な不正疑惑が出てきたが、 中央党選管委は真相調査要請をすべて握りつぶした時から予想されたこと」と し「党権派は事態の深刻性をよく理解していないようだ。有権者の声に耳を傾 けろ」と要求した。 統合進歩党のある地域委員長は「すでに地域の住民は比例選挙候補者全員辞任 でも不足だと抗議している。党を解散しなければならないのではないかという 話まである」とし「進歩新党の盆唐事態の時は、党員だけが知っている事案だっ たが、今回の不正選挙問題は国民すべてが知る事案になった。恥ずかしくて、 党にさらに残ることが難しいほどになった」と地域の民心を伝えた。 ▲比例代表辞任記者会見の途中に涙を拭うユン・グムスン当選者(右) この地域委員長は、「全国運営委の結果を見なければならないが、党権派は 絶対素直に退かないだろう」とし「京畿東部連合が粘り続ければ、党は共倒れ になる。これでは進歩政党運動をやめなければならない瞬間がくるかも知れない」 と吐露した。 彼は「京畿東部連合は、地域の民心がいかに深刻なのかまだわからないようだ」 とし「院内3党になって、国民の目が私たちに注がれていることを見なければな らない。3党らしく、国民の目に合わせて対応し、行動しなければならないのに、 京畿東部は全く気を遣わない。世の中が変わったことを知らない」と非難した。 これほど民心が深刻になっていることを感知した統合進歩党内非党権派系列に 属する党員と総選挙候補者、民主労総も、比例競選参加者14人全員の辞任要求 に集まっている雰囲気だ。比例代表競選で広範囲な不正選挙が確認された状況 で、比例候補競選そのものを無効にしなければ国民は納得しないということだ。 各地域党でも比例候補辞任の要求は続いている。統合進歩党忠南道党運営委員会 は4日に声明書を出し「進歩政党の生命は道徳性だ。地に墜ちた統合進歩党の 正当性と信頼性を回復するのは、党がこの問題をどう処理するかに掛かっており、 これは党の存立問題」とし、「国民の視線に合う当然な責任を負うべきで、 比例投票と直接関連した競争比例選出候補全員が辞任すべきだ」と要求した。 統合進歩党江原道党も3日に声明書を出し「政治道義的責任を負い、比例代表で 選出された競争部門の当選者はもちろん、競争部門に参加したすべての候補は 即刻辞任しなければならない」と要求した。 ソウルと首都圏の非党権派系列予備候補者も、党権派の責任を問い比例競選に 参加した候補14人全員の辞任を要求する動きを集めている。 しかし、党権派グループの京畿東部連合系列の比例代表当選者は、まだ辞退の 意思が全くないという。したがって全国運営委で非党権派系列の要求が受け入 れられない場合、各派閥ごとに組織的な離党の可能性も出ており、全国運営委 を前に戦雲が漂っている。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2012-05-04 16:47:03 / Last modified on 2012-05-04 16:47:08 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |