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米国産牛肉反対キャンドル集会...清渓広場に1万が殺到

4年ぶりにまた鳴り響いた「お前が狂牛を食え」

ソン・ジフン記者 2012.05.02 23:04

2008年にBSE牛肉輸入反対キャンドル集会が開かれてからちょうど4年になる 5月2日の夜、清渓広場にまたキャンドルが灯った。清渓広場に殺到した1万人 (主催側推測)の市民が「BSE牛肉の輸入を即刻中断しろ」と要求した。

集会には、市民をはじめ、市民社会団体と鄭東泳(チョン・ドンヨン)、ムン・ ソングン、ナミュン姻叔、チョン・チョンレ(以上民主統合党)、姜基甲(カン・ ギカプ)、パク・ウォンソク、魯会燦(ノ・フェチャン)、ユン・グムスン、キム・ ジェヨン(以上統合進歩党)などの政治家も多数参加した。

舞台では、米国産牛肉の危険性を明らかにし、輸入中断を要求する声が続いた。

キム・ナムベ韓牛協会長は「農林水産部次官は、BSE牛肉が問題になれば、韓牛 価格が暴落するから集会をするなと脅迫した」と述べ「生産履歴が把握できず、 飼育過程と流通過程がすべて不透明な米国産牛肉と違い、韓牛は清潔で安全だ」 と米国産牛肉の輸入中断を要求した。

国民健康のための獣医師連帯のパク・サンピョ政策局長は、政府の主張を細かく 反論し、米国産牛肉の危険性を知らせた。彼は「政府が主張する非定型BSEも 動物実験と霊長類での実験により、伝染性が疑われている」と主張した。また 「乳牛だから安全だという政府の主張も嘘で、BSE牛肉を輸入した農林水産部の 公務員も、牛肉輸入交渉団出身者による疫学調査団の調査も信じられない」と 主張した。

ある市民は当時、交渉代表だったキム・ジョンフン19代国会議員当選者が「4年 前のことで、輸入中断広告の内容を思い出せない」と話したことについて 「狂牛病にかかったのではないのか」と皮肉った。

「さらに大きなキャンドルに発展させよう」

集会の主な要求は『牛肉輸入中断』だったが、集会の雰囲気は『現政権の糾弾』 に集められた。会場のあちこちに『済州海軍基地建設反対』と『4.11不正選挙 糾弾』、『朝鮮・中央・東亜放送退出』、『9号線料金引上げ反対』といった スローガンが登場した。

自由発言でも現政権の政策に反対し、李明博大統領を糾弾する発言が続いた。 環境運動連合の活動家と自分を紹介した市民は「核廃棄物がついた日本産食品 の輸入を中断して原発を廃棄しろ」と要求した。

言論労組のイ・ガンテク委員長は「言論が彼らに掌握されれば、自分と家族の 健康と安全さえ保障できないというのが、BSEは安全だという朝鮮・中央・東亜 とKBS、MBCニュースを通じて明らかになった」と政権の言論掌握を糾弾した。

2008年にキャンドル集会で有名になった別名『高大女』キム・ジユン氏も舞台 に上がった。彼女は双竜車の非正規職と整理解雇問題、言論労組のストライキ などに言及し、「2008年のように、今度のキャンドルもBSE牛肉だけでなく、私 たちの人生を守るさらに大きなキャンドルとして燃え上がらなければならない」 と力説した。

韓国大学生連合のチョン・ヨンピル議長も、半額登録金公約を守らず、むしろ 半額登録金デモ者に巨額な罰金を払わせた現政権を批判した。この他にも市民 は済州海軍基地建設、双竜自動車解雇者と非正規職問題を指摘して、9号線と KTX民営化、マッコーリーの不当利益を批判し「李明博大統領を背任容疑で拘束 しよう」という主張を繰り広げた。

「民主進歩勢力執権の第一歩」 VS 「民主統合党は信じられない」

政治家も続々と舞台に上がった。ムン・ソングン民主統合党代表権限代行は 「政府はBSE牛肉の危険性を十分に知りつつ輸入した」と主張し、政府を糾弾 すると同時に、民主統合党への支持を訴えた。彼は「今回の総選挙では、戦略 不足で敗北した」と自評したが、同時に「国民の叱責と同時に支持と激励も 受けた」と話した。続いて「釜山、嶺南で40%以上の支持を受けたので、さらに がんばって12月の大統領選挙では民主進歩勢力の執権を実現する」と述べた。

民主統合党の鄭東泳(チョン・ドンヨン)議員は「韓米FTAとBSE牛肉は一体だ」 とし「このキャンドル集会が韓米FTAの全面的再協議と民主進歩勢力の執権の 第一歩にしよう」と主張した。

しかし統合進歩党の姜基甲(カン・ギカプ)議員は「BSE牛肉が発見されれば即時 検疫中断を越え、即刻輸入中断を実施しろという基調の反対討論を準備したが、 セヌリ党と交渉団体の民主統合党が何の合意をしたのか、議論が案件から削除 されてしまった」と主張し、民主統合党の積極的な態度を要求した。

市民たちも民主統合党の中途半端な対応を批判した。『シジフォス』と自分を 紹介した市民は「国民がセヌリ党をあれほど嫌ったのに、選挙ではセヌリ党が 第1党になったのは、それだけ民主統合党が信じられなかったから」と批判し 「弾劾の理由もなる民間人査察が明らかになった時、民主統合党は何をしたか」 と問いかけ「いつまで市民が立ち上がらなければならないのか」と話した。

一方、集会が始まる前に一部の参加者とマスコミ取材陣との摩擦で集会開始が 遅れるというハプニングもあった。参加者は「朝鮮・中央・東亜と保守言論は 取材の資格もない」とし、一部の記者に悪口をあびせたが、主催側の静止で 一段落した。

警察は集会中、解散を要求し続け、3次解散命令まで放送したが、集会は混乱な く10時頃に自主解散した。韓米FTA汎国本と市民は清渓広場でキャンドル集会を 続ける予定だ。週末の5日には汝矣島で予定されている言論労組の集会に結合する。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-05-03 08:29:09 / Last modified on 2012-05-03 08:29:22 Copyright: Default

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