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122周年メーデー、民主労総『ゼネスト闘争出征式』開催

[2信18:00]キム・ヨンフン「ゼネスト以外に何の戦術変化もない」

ソン・ジフン、ユン・ジヨン記者 2012.05.01 15:39

[2信18:00]第122周年世界メーデー記念大会、民主労総ストライキ出征式進行

民主労総は5月1日、ソウル市庁広場で開かれた『第122周年世界メーデー記念大会』 で、労働法改正全面ストライキ闘争の出征式を開催した。

▲写真:キム・ヨンウク記者

記念大会に参加した民主労総組合員約1万人は、全組織的なゼネスト闘争を宣言 し、民主労総委員長など産別連盟指導部の拘束の決意も続いた。民主労総は、 △非正規職撤廃、△整理解雇撤廃、△労働悪法全面再改正を3大争奪課題として 提示し、6月末の警告ストライキに続き、8月にはゼネストに突入する。

キム・ヨンフン「私にはゼネスト以外の何の戦術変化の権限もない」

民主労総は1月30日に開かれた定期代議員大会で、8月のゼネラル・ストライキ 闘争を決め、4月24日の全国単位労組代表者修練会ではゼネスト闘争計画の確定と 組織を決意した。

民主労総のキム・ヨンフン委員長は大会発言で「最高意志決定機構の決意によ り、単位労組代表者が先頭に立つことに決めた。今残されたことは、私をはじ めとする指導部の拘束の決断だけ」とし「非正規職を量産する非正規職悪法と 整理解雇悪法、労働組合弾圧の道具に転落した労組法を全面的に再改正するた めの8月のゼネスト闘争にわが民主労総が一つになって闘争していこう」と述べた。

続いてキム委員長は「今や出廷の旗は上がり、矢は弓を離れた」とし「私には このような時代的な要求と組合員の願いを実現するゼネスト闘争以外、どんな 戦術変化を選択する権限も持っていない」と強調した。

まず民主労総は、5月を『懸案闘争勝利のための集中闘争の月』に設定し、双竜 自動車問題と言論労組ストライキなどの懸案闘争に集中する。これに伴い、5月 11日には言論労組ストライキのための全国労働者大会を開き、19日には双竜車 犠牲者追慕事業で汎国民追慕文化祭を進める予定だ。

6月は『産別賃団闘勝利および民主労総警告全面ストライキ成功の月』として、 加盟組織別交渉と懸案闘争を中心に警告全面ストライキの組織化事業に進む。 キム・ヨンフン委員長は「6月に始まる産別賃団闘を攻勢的に展開しよう」とし 「民主労総のすべての産別連盟単位事業場が時期集中賃団闘を展開し、6月29日 には政権と資本への強い警告全面ストライキで、国会と通りを占領しよう」と 声を高めた。

また民主労総は、7月の初めに全国で地域別で拠点座り込みを進め、8月7日から の全国単位事業場座り込み闘争を始め、8月末にゼネストに突入することになる。 すでに公共運輸労組貨物連帯本部と建設労組が共同闘争本部を構成し、6月末に 全面ストライキを予告しており、金属労組も6月末から7月初の賃団闘警告全面 ストライキから8月末に民主労総のゼネストに突入する方針だ。鉄道労組は4月 20日に歴代最高賛成率の86%でKTX民営化阻止全面ストライキ闘争を決意した。 これにより6月末から7月初に民営化阻止全面ストに突入することになる。

今回のストライキ出征式では、民主労総傘下の16の産別連盟指導部の全面スト ライキ宣言も続いた。キム・ヨンフン委員長は「またからは民主労総、闘争で 復活する民主労総のために、民主労総の名で団結し、労働者の名ですべての 不正と差別に対抗し、不退転の覚悟で総進軍しよう」と声を高めた。

双龍車、才能などの闘争事業場労働者からの声が続く

一方、今回の大会では1600日以上戦ってきた才能教育支部と、22人の犠牲者を 出した双竜自動車など闘争事業場労働者の声も続いた。

闘争事業場の労働者たちは、連続する双竜自動車労働者の死とこれによる苦痛 を表すパフォーマンス『5個の棺』を直接行い、連帯闘争を訴えた。ユ・ミョン ジャ才能教育支部長は「もうこれ以上、死んでいく労働者を見て、涙を流すの はやめよう」とし「今は闘う労働者すべてが勝利する闘争、民主労総のゼネスト 闘争で労働者が主人になるその日のために共に戦おう」と頼んだ。

キム・ジョンウ双竜車支部長も「5月19日、ここに集まった仲間たちがまた集まっ てくれれば、双龍車問題を連帯の力で解決できる」とし「その日は双龍車問題 解決にはっきり終止符を打つ日になる」と頼んだ。

続いてキム支部長は「また民主労総のゼネストで、非正規職として、解雇によ り倒れた仲間たちを生き返らせ、口先ではなく行動と実践的良心で共に戦い抜 こう」と強調した。

また、参加者は闘争決議文で、△公正言論争奪闘争、KTX民営化阻止闘争、医療 民営化反対闘争、貨物建設労働者生存権闘争を全国の労働者の共同闘争として 展開する、△必ず6月の警告全面ストライキと8月の無期限全面ストライキを 組織して闘争する、△権力型不正腐敗、不法民間人査察、BSE牛肉輸入、済州 江汀海軍基地工事強行および南北対決政策などを審判し、青年失業解決、半額 登録金実現など、国民の利害と要求を実現する闘争に積極的に参加して、共に 戦うと宣言した。

一方、この場には民主労総メーデー大会で初めて朴元淳(パク・ウォンスン) ソウル市長が参加し、祝辞をした。パク市長は「キム・ヨンフン委員長と 民主労総の組合員と共に、人がより人間らしく暮らせる世の中、労働者が 人間らしい世の中を作る」と述べた。

今回のメーデー大会は、ソウルをはじめ、仁川、江原、忠北、大田、忠南、全北、 大邱、慶北、釜山、蔚山、慶南、済州などで全国同時多発に開催され、ソウルと 京畿の1万人を含み、計5万人の労働者が参加した。

[1信14:00]メーデー記念デモ行進、ゼネストパレード、ゼネスト行動を進行

『非正規職撤廃、整理解雇中断労働法全面再改正』のスローガンを掲げて進め られる122周年世界メーデー記念大会が始まった。民主労総をはじめとする1万 人の参加者は、2時30分にソウル駅の前を出発し、南大門、乙支路を通る1時間 ほどのデモ行進を終え、3時30分頃にソウル市庁前ソウル広場に到着した。

本大会は4時からソウル広場で行われる。

デモ行進では、それぞれのデモ行進区間を通るたびに隊伍を止めて、非正規職、 言論弾圧、最低賃金、労組弾圧など、問題別の発言が続いた。

キム・ジョンウクYTN労組委員長は南大門YTN社屋の前で「言論弾圧と落下傘 社長を追い出し、公正放送を勝ち取る」と発言した。

ペ・ギョンナン公共運輸労組ソウル京畿支部慶煕大分会長は、南大門市場を通 りながら「集団交渉で30%の賃上げを勝ち取ったが、これはつまりこれまで最低 賃金にもならない賃金だったという意味」とし「最低賃金を越え、生活賃金を 勝ち取る闘争を作る」と話した。

一方、午後2時からは基本所得青少年ネットワークと大学生の人連帯など約60の ワークグループが全世界オキュパイ デモと共に『2012メーデー全面ストライキ パレードおよび全面ストライキ行動』を行った。

イベントに来たある参加者は「主流労働運動陣営ではなく性少数者、失業者、 非正規職などの非主流が集まって、労働ではない人生をストライキするために 集まる場」と今回のイベントを説明した。

また、デモに参加したユン・カヒョン氏は「家父長制の下で生産され強要され る感情労働と勉強労働などをストライキするために参加した」と説明した。

彼らは午後12時、明洞の韓国銀行前に集まり、事前イベントを行った後、午後 2時からは韓国銀行を始め、明洞の街と乙支路を通り、ソウル広場までデモ行進 を続けた。この場には青少年と障害者、性少数者、非正規職、青年求職者など 400人ほどが参加した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-05-02 06:16:41 / Last modified on 2012-05-02 06:16:42 Copyright: Default

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