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進歩新党解散、『創党準備委員会』で『第2の創党』に

洪世和「新しい進歩左派政党で会いましょう」

ユン・ジヨン記者 2012.04.13 16:35

政党法により、4月12日に自動解散した進歩新党が、『進歩新党創党準備委員会』 を構成して第2の創党に動き出す予定だ。

[出処:チャムセサン資料写真]

進歩新党は4月11日の総選挙で1.13%の政党得票率を得て、政党法により翌日、 自動解散した。現行の政党法(第44条1項)によれば、総選挙で議席を得られず、 有効投票総数でも2%以上を得票できない政党は、選挙翌日に自動的に登録が 取り消される。進歩新党は巨済市に全国唯一の野3党単一候補のキム・ハンジュ 候補を立て、党の総力量を集中させたが、接戦の末に無所属のキム・ハンピョ 候補に敗れた。

だが進歩新党はその後、進歩新党創党準備委員会を構成し、第2の創党を始める 計画だ。特に総選挙の前から議席確保とは別に新しい労働者政党建設推進を 掲げていただけに、今後は緑の党などの左派陣営を中心とする新政党の推進にも 動くものと見られる。

これに伴い、進歩新党は総選挙翌日の12日、進歩新党代表団懇談会で後続措置 の議論を始めた。この場で代表団は直ちに『創党準備委員会』体制に転換し、 党組織と財政に流失が出ないように運営していくと意見を集約した。

進歩新党のチョ・ヨングォン報道担当者は、「現在、後続措置を議論している。 具体的な手順は月曜の代表団会議で決定する」とし「法的な地位を維持するた めに『進歩新党創党準備委員会』を準備しているが、これとは別途に実質的な 再創党は、進歩左派勢力の糾合で行われる」と説明した。

現在、進歩新党は政党登録が取り消されて、任意組織の状態だ。政党法(第41条 4項)によれば、登録が取り消された政党の名称は、4年後の21代総選挙から使え るようになる。だが『進歩新党創党準備委員会』が構成されると、政党構成と 同じ法的地位と権限が与えられる。進歩新党は『進歩新党創党準備委員会』の 略称として『進歩新党』を使用する計画だ。

また進歩新党は以後、緑の党との統合も進めるものとみられる。チョ・ヨングォン 報道担当者は「まだ具体的な議論はないが、今後、会談を重ねて議論を続ける」 とし「現在は緑の党と共に総選挙後の政党解散を強制する法令に対して憲法訴訟を 提起するなどの共同対計画を議論している」と説明した。

進歩新党の洪世和(ホン・セファ)常任代表の去就問題も残されている。12日に 開かれた代表団懇談会では、洪世和代表を中心とする代表団が『進歩新党創党 準備委員会』をはじめ、新労働者政党の建設まで続ける方式について議論した という。進歩新党は、洪世和代表の具体的な去就問題について、公式な代表団 会議などで最終的に確定する予定だ。

一方、洪世和代表は12日、対国民メッセージで「新しい進歩左派政党でまた 国民とお会いする」と明らかにした。

続いて彼は「進歩新党は政党登録取り消しという残念な状況の前でも屈しない」 とし「総選挙の前から労働、学界などと共に、第二の創党を計画していたので、 その計画は惨憺たる総選挙の結果の前でも止まらない」と強調した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-04-13 21:33:17 / Last modified on 2012-04-13 21:33:29 Copyright: Default

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