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緑の党0.43%得票...「緑色転換はこれから」

政党法により政党解散手順...再創党へ

ソン・ジフン記者 2012.04.12 09:10

汝矣島に吹く緑の風はまだ弱かった。脱核、脱土建の旗を掲げて発足した緑の 党は、院内進出に失敗した。緑の党の得票率は0.43%の、政党法により政党登録 が取り消される。

緑の党は19代総選挙に地方区2人と比例代表3人、計5人の候補を出した。新規の 原発立地と議論されている慶北・奉化・霊徳・蔚珍・襄陽地域には地域で原発 誘致反対運動を続けてきた『脱核候補』のパク・ヘリョン候補が、施設の老朽 と頻繁な事故で閉鎖の議論がある古里原発1号機に近い釜山海雲台機張地域には 釜山環境運動の代表格であるク・ジャサン候補が立候補した。しかし、パク・ ヘリョン候補は2300票2.98%で4位、ク・ジャサン候補は2543票2.62%で3位を記録し、 全員落選した。

少ない地方区候補を立てた緑の党は、比例代表候補を中心に政党得票に集中す る選挙戦略を展開したが、開票の結果0.43%の得票で、望むような結果を出せな かった。現行の政党法では2%の支持が得られない政党は、政党登録が取り消さ れ、再創党するにしても一度登録した名前は使えない。緑の党が再創党すると しても、『緑の党』という名前はもう使えない。 訳注:「緑の党」は、韓国語の直訳では「緑色党」

政党登録取り消しが決定した11日夜、緑の党の雰囲気は概して淡々としていた。 ハ・スンス事務局長はチャムセサンとのインタビューで、「選挙結果を謙虚に 受け止め、まだ緑の党の力が弱かったことを受け入れる」と述べた。しかし、 彼は続いて「緑の党運動はこれからが開始で、やっと第一歩を踏み出しただけ」 と話し、緑の党の活動がさらに活発に続くと明言した。

彼はまた現行の政党法への批判も忘れなかった。彼は「新生政党が初の選挙で すぐ2%を越える支持を得るのは、韓国だけでなく世界のどこの政党史を調べて も見つからない」とし「新生政党が比例候補中心の選挙運動をするのは難しい 選挙法と、新生政党の議会進出を遮る政党法は明白な悪法」と批判した。彼は 政党法に対する憲法訴訟を準備すると明らかにした。

比例候補2位のチャン・ジョンファ候補も「(政党の登録が取り消されても)真性 党員が7千人も集まった緑の党は簡単には『解散』できない」と明らかにした。 彼女は「選挙過程で緑色価値に同意する多くの市民と出会い、私たちの社会に 緑色政治がぜひ必要だと痛感した」と述べ、政党登録取り消し後も緑色政治の 実現のために努力すると約束した。

党員も結果を謙虚に受け入れるという態度だ。緑の党党員の作家パク・セボム 氏は、自分のツイッターで「誰かの当選で私の歩みを止める日がくると信じた ことはなく、失敗しても成功しても余裕があるか無感だったようだ。熱いこと が切実なのか? 違う」と緑の党の落選を淡々と受け入れていることを明らかに した。党員のハン・チャンス氏は「登録が取り消されても、名簿も意志もその まま残っているからすぐまた創党してさらに熱心に活動する」とし、毅然と対 処すると明らかにした。

この日、開票の後、緑の党は論評で「多くの困難があるだろうが、緑の党運動 は続けなければならない。7000人の党員、そして今回の選挙で緑の党を選択し た10万人の有権者がいるので、緑の党運動は続く」と明らかにした。緑の党は 続いて「得票率2%未満で登録を取り消すという悪法により、『緑の党』の政党 登録は取り消されるが、私たちが消えるのではない」とし「緑の党の価値と政策、 そして組織はそのまま存在し、地域と党員の意見をまとめて新しく始める」と 明らかにした。

▲緑の党創党大会当時

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-04-12 12:26:11 / Last modified on 2012-04-12 12:26:13 Copyright: Default

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