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済州海軍基地工事中止聴聞会の一日前にクロムビ発破

露出岩の爆破作業、海軍基地事業を速める動きと解釈

ソ・ドンヒョン修習記者 2012.03.20 15:35

海軍は3月19日の午後、済州道江汀村のクロムビ海岸の岩に対する発破を実施し た。これはウ・グンミン済州道知事が要請した共有水面埋立工事中止の要請に 対する聴聞会の一日前に奇襲的に行われたことで、議論が強まっている。

これに対して〈済州海軍基地建設阻止のための全国対策会議〉(対策会議)は、 3月20日午前、ソウル市光化門政府総合庁舎前で記者会見を行い、クロムビ発破 の中止と工事中断を要求した。

参与連帯のイ・テホ事務局長はこの日、発言で「政府が聴聞会の前にも工事を 強行し続けるのは、真実がわかることが恐ろしいためだ。すでに政府が道民と 約束した全てが虚偽であることがわかった」とし、政府の工事強行を批判した。

19日に発破したクロムビの岩は、江汀港の東100メートル付近で、昨日午後6時 から約一時間ほど11回にわたって行われた。これまで周辺だけを発破していた 海軍がクロムビの露出岩の爆破作業を始めたことで、海軍基地事業の速度を上 げる動きと解釈されている。

環境運動連合のヨム・ヒョンチョル事務局長は、「江汀は生命、環境、平和の 象徴になった。江汀を守るためにまた行く。行って、クロムビ連行寺でも作ろう」 と覚悟を明らかにした。

また、この日の記者会見に参加した民主統合党青年比例代表チャン・ハナ氏は 「今、政治家がいるべき所は公認を受けるための党舎ではなく済州道の江汀村 現場だ」と政治家の参加を要求した。

記者会見の後、対策会議は青瓦台に済州海軍基地工事中止を要求する声明書を 渡した。対策会議はこの日の午後7時に清渓広場で韓国キリスト教教会協議会 (NCCK)主管で祈祷会兼キャンドル集会を開く予定で、毎晩キャンドル集会を続 ける計画だ。

この日の午後、江汀村住民と市民団体会員約100人は、済州道庁正門前で集会を 開き『済州海軍基地工事中断』を要求する計画で、(社)韓国作家会議は20日から 済州海軍基地建設に反対して所属作家がリレーハンストを行うと明らかにした。

一方、済州道庁2庁舎3階の会議室では、ウ・グンミン済州道知事が要請した 「共有水面埋立工事停止命令」の聴聞会が20日午後2時から非公開で進められる。

この日の聴聞会には、海軍戦力部長の他10人と、埋立免許官庁の済州道チャン・ ソンチョル政策企画官など9人が参加し、済州道知事と国防部長官、国土副長官 などが締結した軍民複合型観光美港建設に関する基本契約書第1条(目的)の 「15万トン級クルーズ船2隻が同時に接岸できる軍民複合型観光美港建設」の 可能性について質疑応答する。

済州道はこの日の聴聞が終われば、内部で検討作業を行い、追加の聴聞が必要 かどうか、工事停止命令をするかどうかを決める。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-03-21 02:00:58 / Last modified on 2012-03-21 02:01:24 Copyright: Default

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