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金属決意大会、「現代資本を降伏させる」

イ・ギョンフン「早急な仕上げ」... イ・サンス「最後まで死守する」

合同取材チーム 2010.11.19 19:26

金属労組が11月19日午後4時、不法派遣正規職化のための嶺南圏金属労組決意大会を 開いた。

約1000人の拡大幹部と組合員が参加して行われた今回のイベントは、第1工場で 占拠座り込みをしている組合員の闘いを援護し、最高裁判決による不法派遣の 正規職化を要求するためだった。

特に、真相調査団を設置したイ・ジョンヒ民主労働党代表、チョ・スンス進歩 新党代表、ホン・ヨンピョ民主党議員は、第1工場の組合員とあった後、すぐ決 意大会に参加した。イ・ジョンヒ代表はこの席で「私たちの希望の根拠は判決 文に書かれているのではない、正規職と非正規職の差を越えることにある」と し、正規職と非正規職の連帯を要求した。チョ・スンス議員も、「同一労働・ 同一賃金が常識の社会にしなければならない」とし「現代自動車非正規職の闘 争は、単に現代車、蔚山だけの問題でなく850万の非正規職の問題」と声を高めた。

一方、ホン・ヨンピョ議員は「イ・ギョンフン支部長とパク・ユギ委員長など 多くの人がこの問題を解決するために真摯に努力しているので熱い拍手をお願 いする」とし「これ以上不祥事がないように、対話で早く解決しなければなら ない」と話した。

イギョンフン支部長、「非正規職支会に要求する」

非正規職支会は現代車支部との連帯闘争を要請しているが、イ・ギョンフン支 部長は19日の緊急代議員非常懇談会で支会の闘争をめぐり「いくら労組でも、 これではいけない」と不快な心情を示した。そのため彼は何よりも早急な事態 の解決を要求した。

イ・ギョンフン支部長はこの日の発言でも「今、私たちの戦術を話す時」とし 「非正規職支会に要求する。この事態が早く終わるように、私たちの経験 (2005年闘争を)を繰り返さないことで私たちに展望が開ける」と強調した。

またイ・ギョンフン支部長は、19日の午後、野3党とカン・ホドン現代車副社長 に会い、三つの要求事項を伝えたと述べた。彼は「無条件に暴力はいけない、 休業措置はいけない、蔚山、牙山、全州3主体の意見を集めて交渉を進めてくれ」 と要求したと述べた。実際に18日、使用者側が談話で座り込みが長期化すれば、 休業措置を実施すると発表し、現代車支部の憂いはさらに深まりそうだ。特に、 休業措置が取られると、正規職組合員も仕事を止めることになり、会社側の労労 対立が誘発されかねないからだ。

一方、野3党の議員たちは、現代車のカン・ホドン副社長との面談の席で「大法 院の判決により、非正規職労組の実体を認め、早く正規職化しろ」と要求した という。これに対してカン・ホドン副社長は「認められない」と対抗した。

イ・サンス支会長、「必ず最後まで死守する」

第1工場で占拠座り込みをしているイ・サンス非正規職支会支会長は電話で参加 者に闘争の意志を伝えた。彼は「私たちの闘争は正当性がある。必ずこの工場 を死守し、現代資本を降伏させる」とし「ストライキ闘争を準備している第2、 第3工場の仲間たち、そして連帯闘争を展開している仲間たちに感謝するととも に、必ず勝って共に集まる日まで闘争しよう」と決意を明らかにした。

ゼネストを含む総力闘争で現代車非正規職を援護すると宣言した金属労組のパ ク・ユギ委員長も、早急な非正規職の正規職化を要求した。彼は「使用者側は 非正規職の正規職化にかかる1380億の費用がないと言うが、では現代建設の買 収資金5兆1000億はどこから出てきたのか」とし「結局私たちの闘争の方向は、 共に手を取って行くことしかない」と話した。

だが、ゼネストに関する金属労組の特別決議案が廃棄され、現場発議案を定期 代議員大会で議論する予定なので、パク・ユギ委員長はゼネストには言及しな かった。その代わりに金属労組決議文で「救社隊と公権力の鎮圧があれば即刻 ゼネストに突入する」と宣言した。

一方、15日に使用者側管理者と用役職員に暴行された後、警察に連行されたシー ト1部の組合員たちはこの日の決意大会が終わった後、テント座り込みに突入し た。シート1部のクォン・ヨンフン組合員は、「暖房も切れ、特に冷たい鉄板で 寝なければならない第1工場の組合員たちと比べれば、私たちのテント座り込み は何でもない」とし「われわれは何があっても最後まで生きて頑張り、外で第 1工場の組合員を援護して闘争を勝利に導く」と伝えた。 (蔚山=蔚山労働ニュース、チャムセサン合同取材団)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-11-20 06:41:49 / Last modified on 2010-11-20 06:41:51 Copyright: Default

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