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双竜車「会計操作企画破産」産業銀行は無関心

産業銀行頭取面談、国政監査参観要求

ペク・イルジャ現場記者 2010.10.19 20:09

金属労組双竜車支部は10月19日午前9時、汝矣島産業銀行の前で双竜車会計操作 企画破産関連産業銀行の頭取との面談と国政監査参観を要求して記者会見を開 いた。産業銀行では午前10時から政務委員会国政監査が開かれる。

金属労組双竜車支部は「双竜車の売却は産業銀行を含む官僚の徹底した黙認の 下に行われた。産業銀行は、資産、技術を移転する時、産業銀行の許諾が必要 だという特別財務約定を結んだが、これを解約して上海車に買収金融の特典と 技術流出にも輝かしい功績を立てた」とした。

国政監査で創造韓国党のウォン・ユチョル議員が質問する内容は、双竜車会計 操作と企画破産に関するものだ。2008年12月、アンジン会計法人に双竜車が依 頼して作った監査報告書によれば、2007年にはそれぞれ23億ウォン、8000万ウォ ンに過ぎなかった損傷差損の累計は2008年の一年で約100倍、400倍近く増加す る。会計帳簿上の不動産価格は2008年の一年で建物が約50%、構築物が約65%下 がった。建物と構築物の価格が一年で半分になる。このようにして計上された 有形資産損傷差損は5132億ウォンになる。その後、わずか5か月で5252億ウォン しかなかった不動産価格を1兆197億ウォンと実態調査調整した。記者会見の参 席者は、国政監査に出席する国会議員にこれについて書かれた宣伝物を配った。

ファン・インソク双竜車支部長は「1年が越えたが約束は守られなかった。くや しく路上に追い出された仲間たちが工場に帰るまで闘う」と述べた。金属労組 のパク・ユギ委員長、民主労働党のイ・ヘソン最高委員、進歩新党のパク・ヨ ンジン副代表の産業銀行糾弾発言が続いた。

記者会見の参加者は、産業銀行に、△上海車の食い逃げ行為をほう助した責任 の認定と謝罪、△債権団だけに利益になる拙速売却-安値売却を防止する約束、 △売却の過程で『買収者、産業銀行、双竜自動車支部』の3者交渉保障、△売却 条件に『8.6労使合意履行』、『整理解雇者原状回復など雇用保障』、『食い逃 げおよび技術流出防止対策』、『双竜自動車直接投資計画と独立経営原則』を 明示するよう要求した。

記者会見の途中、国政監査の傍聴を要求し、数人の組合員が産業銀行への進入 を試みたが、用役と戦闘警察に制止された。記者会見の参加者は産業銀行前で 座り込んで抗議した。組合員と記者会見に参加した拙速売却阻止対策委所属単 位の抗議発言が続いた。懲戒解雇されたというある組合員は「この政権が闘士 を作る」とし、労働者の生存を無視する政府を糾弾した。

一時間ほどの抗議の末に双竜車ファン・インソク支部長、イ・ヨンホ政特別委 議長、民主労働党イ・ヘソン最高委員で構成された代表団の面談が行われた。 11時30分頃、代表団は面談のために産業銀行に入った。

産業銀行からは、企業構造調整室のパク・ヨンス副部長が出てきた。朴副部長 は『双竜洋行、双竜精油など、双竜関連の構造調整担当で、今でも双竜に関し ては私が担当している』と紹介した。その一方で「すべての権限は破産法院に ある。なぜ産業銀行の前でこんなことをするのか」と言った。

売却関連の交渉進行について朴副部長は「11月中に本契約が締結されだろう。 本契約を締結して11月末から12月初めに残金を払っても、法定管理は終わらな い。集会期日に買収価格で債権者の株式を提示し、債権者が承認することで法 定管理が終わる」といった。

代表団が上海の食い逃げを傍観した責任と、技術流出が見えすいていたのに再 売却を推進する産業銀行の責任を問うと朴副部長は「上海資本はウォークアウ トで債権銀行団に権限があり、再売却は法院で管理するので産業銀行には責任 がない」と答えた。

解雇者復職と復職関連無給者および懲戒者復職の質問には「産業銀行が関与で きない。ただし、第3者交渉の席で十分に説得してみる」とした。

シンジケート・ローンに関して、上海車に産業銀行が貸し出した理由を尋ねる と、『一部だけ貸し出したので答える必要がない』とした。また「マヒンドラ が自己資金で買収するというが、双龍車を担保として金を借せと言ったらどう するか」と聞くと、彼は「どの会社でも担保を持ってくれば貸すほかはない」 と答えた。マヒンドラに再売却されても上海車のような状態が起きない保障は ないのだ。

代表団は最後に「公式面談を要請すれば面談に応じるか」と質問、「公式的な 席は上部の承認を受けなければならなくてならず、個人的には連絡すればいつ でも会う」と答えた。

19日午後からは国政監査で双竜自動車労働者の問題が扱われる予定だ。(記事提 携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-10-20 16:13:04 / Last modified on 2010-10-20 16:13:08 Copyright: Default

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