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KECの女性賃金差別深刻…人権委は無返答?

30年間で性賃金格差50〜80万ウォンまで

キム・ハンジュ記者 2019.06.27 13:36

KECの女性労働者たちが賃金差別問題を訴える中で、 国家人権委員会が1年4か月以上、陳情結果を出さず、批判が高まっている。

金属労組KEC支会(以下労組)は昨年2月、 人権委に性別を理由とする昇格と昇進差別を是正してくれという陳情書を提出した。

半導体部品業者のKECで働く生産職労働者たちは、 S等級とJ等級に分れる。 最も低いJ1からJ2、J3、S4までは社員級で、 S5位には代理級以上だ。 2018年1月基準、J3等級以下に属する労働者の92.4%が女性だ。 しかしS4以上の全体労働者の93.7%は男性だ。 低い等級には女性労働者が、高い等級には男性が集まっているわけだ。 KECの全労働者のうち女性は30%(約198人)、男性は70%(約456人)を占有する。

等級昇格でも差異が深刻だ。 2011年から2018年までの昇格者の性比を比較すると、 女性は35.3%に過ぎないが、男性は73.7%に達した。 KECは生産職新規入社者でも女性はJ1等級から適用し、 男性はJ2等級から適用する。 また、この20年間にS4等級以上に昇進した女性はたった一人もいない。 こうした集団的賃金差別で勤続30年目の女性と男性の月給の差異は 月50〜80万ウォンになる。

これに対し、労組は6月27日午前に人権委の前で記者会見を行い、 賃金差別陳情に対する結果発表を要求した。 労組は「人権委で時間を使っている間にKEC内の差別はさらに悪くなり、 被害当事者の苦痛は大きくなった」とし 「KEC性差別は社内で働くすべての人が知る公然の事実だ。 人権委は賃金差別調査結果発表により、 KECの女性労働者たちに負わされた差別のくびきを解き放たなければならない」と話した。

労組のイ・ミオク主席副支会長は 「KECは女性労働の価値を否定する行為をしている。 人権委の結果発表が遅れたため、KECの女性労働者の賃金被害が続いている。 人権委は差別是正勧告を即刻しなければならない」と強調した。

だが人権委側はこの日の記者会見直後に労組と会って 「人員不足で事件の処理が遅れている。申し訳ない」とし 「7月24日の差別是正小委員会に案件を上程する予定」と話した。 労組は24日に案件を処理すると同時に差別是正勧告が出されると見ている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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