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市民団体、「結婚退職」金福酒の不買運動に

「30年前に戻った性平等時計、市民の力で元に戻す」

キム・ギュヒョン記者 2016.03.22 10:02

大邱地域の女性団体が結婚退職強要で議論を呼んだ 大邱慶北の酒類業者、金福酒の不買運動を始めた。

3月17日、大邱慶北女性団体連合は報道資料で 「性差別企業の金福酒に対する不買運動を始める」と明らかにした。 彼らはこの日の午前から大邱市達西区ソンソ路の金福酒本社前で1人デモを続け、 FaceBookページで金福酒不買運動参加を訴えている。

「金福酒チャムソジュ不買運動」FaceBookページ( https://www.facebook.com/kumbokju.out/ )

彼らは「金福酒は被害者には謝罪せず、記者会見を主催した女性団体会員に謝罪して、 言論はこれを『謝罪』だと報道した」とし 「金福酒のその破廉恥な謝罪にわれわれは怒る。 『謝罪』パフォーマンスに利用された女性団体と市民社会の力を見せる」と明らかにした。

続いて「女性の採用率が低い理由について金福酒は 『業務上必要ではないから』と答えた。 これは男女雇用平等法職種差別禁止条項に違反する発言だ」とし 「(金福酒が)性平等の時計を30年前に戻したのなら、 市民の力でまた元の位置に戻さなければならない」と指摘した。

それと共に「金福酒の金東求(キム・ドング)会長は直ちに雇用労働部調査に臨みなさい」として▲被害職員に心より謝罪と被害者意思尊重▲男女雇用平等法に明示された対策直ちに発表▲退職したすべての女子職員の退職理由に対して第3機関任せて、調査▲今回の事件と関連女性卑下発言ハン某でも職員懲戒▲全職員職場内性平等教育直ちに実施を要求した。

先立って3月16日に大邱慶北女性団体連合は金福酒との面談を持った。 金福酒は謝罪を被害者ではなく女性団体にして、 「業務上の必要性がなく、女子職員の割合が高くない」というなどの性差別発言を続け、批判の世論がさらに強まった。

なお、2011年に金福酒の広報チームデザイナーとして入社したA氏は結婚の知らせを会社に伝えたことで、退社の圧迫を受けたとし、 1月末に勤労基準法、男女雇用平等法違反などの容疑で大邱西部雇用労働支庁に告訴状を提出した。 A氏は3月10日に辞表を提出している。

付記
キム・ギュヒョン記者はニュースミンの記者です。この記事はニュースミンにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2016-03-23 13:33:09 / Last modified on 2016-03-23 13:33:10 Copyright: Default

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