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「女性が幸せな社会、恩恵授与的な政策ではいけない」

3・8女性デー共同企画団、女性の日週間を宣言

チョン・ジェウン記者 2013.03.04 17:32

民主労総女性委員会、進歩政党などで構成された105周年3・8女性デー共同企画団は3月4日午前、ソウル市の光化門広場で記者会見を行い、3月8日の国際女性デーまでの1週間を女性の日週間と宣言した。

共同企画団は「準備された女性大統領だと叫んで当選した朴槿恵(パク・クネ) 大統領は、先進国への踏み台になると言って、女性が仕事と家庭を両立させる 基盤を作るという」とし「しかし、女性が幸せな社会はいくつかの恩恵授与的 な政策ではできないのが、これらの政策はうれしくない」と主張した。

それと共に共同企画団は「女性の日をむかえ、女性が一人の労働者として幸せ に労働し、自分のからだについての決定を自分ができる社会を作る闘争を続け ていくことを宣言する」と明らかにした。

▲[写真:民主労総労働と世界ピョン・ベクソン記者]

共同企画団は最近、女性労働者1378人を対象に行った『女性大統領に対する 期待度』のアンケート調査結果も発表した。

その結果、女性労働者は出産や育児関連支援対策(39.3%)とともに雇用安定 (31.4%)を優先課題に選んだ。低賃金解消(12.9%)、長時間労働解決(9.7%)が その後に続いた。

共同企画団は「年令帯と結婚の有無、職種や雇用形態とは無関係に、大多数の 女性は相変らず生計とともに育児を担当することが、再就職の困難など大きな 負担として作用したと分析される」とし「また雇用安定への期待は女性労働者 の70%近くが非正規職という現実が反映された結果だ」と伝えた。

調査の結果、非正規職の場合、女性労働者が社会活動を円満にするための課題 として、雇用安定(51.7%)を選んだが、正規職の場合、出産および育児関連の対策 を優先(48.2%)していることが明らかになった。

また保育の公共性を確保するためには、国公立保育園の拡充(52.1%)と保育労働者 の労働条件改善(25.6%)が至急だと答えた。

女性大統領への期待度の質問には回答者の50.1%が『非常に期待する』、『若干 期待する』と答え、朴槿恵大統領に対する期待度は比較的高いことが明らかに なった。

民主労総女性委員会では上のアンケート調査の結果に基づいて「朴槿恵大統領 は、女性政策について、部分的で副作用がある政策を全面的に転換しなければ ならない」とし「妊娠出産養育政策は、保育労働者の労働条件改善と、国公立 保育園の拡充など、総合的な方式の保育政策に転換するべきで、女性管理者の 養成、時間制雇用政策より女性の雇用安定を拡大しろ」と主張した。

一方、共同企画団は記者会見の後、『私のからだは私のもの』という主題で、 光化門広場で『広場スピーチ』を行った。3月5日『女性労働が痛い』を主題と する討論会、7日には105周年世界女性の日記念3.8女性大会本大会を開く計画だ。

国際女性デーは、1908年3月8日に米国のラトガース・スクエアで、1万5千人の 女性労働者が賃上げ、10時間労働、労組結成の自由などを要求し、大規模デモ をしたことから始まった。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-03-05 00:45:14 / Last modified on 2013-03-05 00:45:14 Copyright: Default

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