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韓国:勤労福祉公団、サムスン電子と合同対策会議の後に控訴 | ||||||
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勤労福祉公団、サムスン電子と合同対策会議の後に控訴鄭東泳「サムスンと癒着、労働部はサムスン労働部-勤労福祉公団はサムスン法務チーム」
キム・ヨンウク記者 2011.09.20 11:41
勤労福祉公団が7月4日にサムスン電子と合同対策会議をした後、サムスン半導体 白血病労災認定判決控訴理由書を提出したと発表された。これまで提起されて きたサムスンと勤労福祉公団の癒着疑惑がまたあらわれたのだ。こうした事実は 9月20日、民主党の鄭東泳(チョン・ドンヨン)議員(国会環境労働委)が2011年の 労働部国政監査で勤労福祉公団から受けた資料を公開し、明らかになった。 勤労福祉公団はこの日の対策会議で、サムスン電子側に訴訟補助参加人を取り 下げて抜けることを検討してくれと要請したが、サムスン電子側が断り、この 日の午後に直ちに検察に控訴理由書を提出した。 その上、雇用労働部もサムスンと癒着関係を持ってきた事実がわかった。雇用 労働部が2010年「職業性ガンなど業務上疾病に対する認定基準合理化方案」を 用意するための研究用役を与え、研究コンソーシアムの総責任者を『サムスン 電子健康研究所』の副所長だった成均館大医大の金某教授に委託したという。 また、共同研究チームにも5人のうち2人がサムスン系列の成均館大教授だった ことが明らかになった。労働災害の責任があるサムスン側の研究チームに職業性 ガン認定基準を用意してくれと要請したわけだ。 「勤労福祉公団、サムスンと合同対策会議認定」勤労福祉公団のシン・ヨンチョル理事長の白血病被害者と遺族に対する嘘も、 問題になった。勤労福祉公団がすでに7月4日、控訴理由書を提出したが7月7日 の遺族との面談で「控訴をすることになれば、事前に遺族と被害者に控訴する という事実と理由を知らせる」と約束したという。
▲7月、サムスン半導体白血病被害者と遺族は勤労福祉公団座り込みを進めた。 勤労福祉公団が鄭東泳最高委員に提出した国政監査資料と電話通話の内容によ れば、勤労福祉公団は7月4日に勤労福祉公団のサムスン半導体労災訴訟の担当 者であるオ某次長とピョン某部長がサムスン電子半導体事業部のカン某常務、 キム某部長、チョン某次長と会った。鄭東泳議員は「勤労福祉公団が控訴に関 し、事実上、勤労福祉公団-サムスン電子合同対策会議をしたことを認めた」と 明らかにした。勤労福祉公団は、合同対策会議の後、午後に控訴理由書を検察 に提出した。 こうした事実を知らないサムスン白血病被害者と遺族はすでに検察に控訴理由 書を提出した翌7月5日から勤労福祉公団永登浦本部で「控訴しないでくれ」と 座り込みをした。シン・ヨンチョル勤労福祉公団理事長は7月7日に、被害者・ 遺族と面談をして「控訴は心を開いてすべての可能性を考慮し、専門家の意見 を聞き、公団の意見を検察に伝える」とし「控訴をすることになれば、事前に 遺族・被害者側に控訴するという事実と理由を知らせる」と約束した。 これに対して鄭東泳議員は「すでに3日前に検察に控訴すると密かに控訴理由書 まで提出しておきながら、被害者と遺族を目の前にして堂々と嘘をついた」と 非難した。 労働部と勤労福祉公団の癒着関係をめぐり鄭東泳議員は「勤労福祉公団が事実上、 サムスン法務チームの役割をしている」と叱責した。チョン議員は「勤労者の 災害補償と保護のために働くべき勤労福祉公団が、無力な労働者に事実上、 サムスン法務チームの役割を遂行したことで、勤労福祉公団の存在理由がない」 とし「それなら遠慮なく『サムスン福祉公団』と名前を変えろ」と強く批判した。 チョン議員はシン・ヨンチョル勤労福祉公団理事長には「遺族と被害者に嘘を つき、彼らを欺いたことを謝罪しろ」とし「控訴を撤回し、自ら辞任しろ」と 要求した。 チョン議員はまた「サムスン電子が白血病労災被害者と職業性ガン認定基準を めぐり訴訟を行っており、社会的議論の重要な当事者であることを明らかに知 りつつ、その基準を作る研究コンソーシアムを事実上、サムスンの研究チーム に任せたのは『サムスン労働部』を招く」と批判した。 最後にチョン議員は「勤労福祉公団の国政監査の時にサムスン電子白血病労災 問題に関する核心当事者をぜひ証人に呼び、与野を問わず本気で真相把握をす るべきだ」とし「環境労働委まで『財閥保護委員会』になるな」と強調した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2011-09-21 07:03:43 / Last modified on 2011-09-21 07:03:47 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | ||||||