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サムスン、また『半導体被害者』行政訴訟に介入超大型ローファーム動員...労災補償制度の趣旨も形無し
ユン・ジヨン記者 2011.07.26 15:10
サムスン電子がまたサムスン職業病被害者の行政訴訟の補助参加人になり、 批判が出ている。 サムスン電子は7月14日、インバイロン社の『事業場の勤務環境と白血病の発病は 無関係』という発表とともに『サムスン職業病2次行政訴訟』3件の補助参加人を 申請した。 サムスン職業病2次行政訴訟は、脳腫瘍の発病で1級身体障害者としてリハビリ 治療をしているハン・ヘギョン氏をはじめ、多発性硬化症、再生不良性貧血、 脳腫瘍などを抱える被害者が提起した3件だ。 そのため被害労働者のハン・ヘギョン氏と母親キム・シニョ氏、半導体労働者 の健康と権利を守る会パノルリム(パノルリム)は7月25日午後、ソウル行政法院 前で記者会見を行い、サムスンの行政訴訟の補助参加を糾弾した。 ![]() キム・シニョ氏はこの場で「サムスンは勤労福祉公団を買収しただけでは足り ず、法まで買収しようとしている」と批判した。サムスンが代理人として選任 した弁護団は『法務法人クァンジャン』所属の弁護士で、クァンジャンは弁護士 の数だけでも200人以上、700人以上の構成員からなる超大型ローファームだ。 そのためキム氏は「私たちが望むのは、富貴と栄華を享受させてくれというの ではなく、金の心配をせず治療が受けられるようにしてくれということなのに、 サムスンは何が恐くて無力で病気の労働者に高い弁護士を雇うのかわからない」 と吐露した。 パノルリムも「サムスン白血病訴訟に続き、2次サムスン職業病訴訟にもすべて 巨大ローファームを雇ったサムスン電子が、すべての事件に介入するのは非常に 苛酷で、労災補償制度の趣旨の面目を失わせている」と批判した。 続いて彼らは記者会見文で「現行法の構造上、企業が行政訴訟の補助参加人の 資格が与えられるというが、このような法を悪用して生存権まで剥奪しようと するサムスンもとても理解できない」とし「何とか労災認定をせずに生存権を 奪おうとする政府とサムスンを糾弾する」と明らかにした。 一方、同日午後3時40分、ソウル行政法院203号法廷では、ハン・ヘギョン氏の 労災認定のための2次弁論が開かれた。この席にはサムスン側が雇った『法務 法人クァンジャン』の弁護団が参加した。彼らは今後、有害物質露出と露出の 程度、医学的な因果関係などをめぐり法的な攻防を繰り広げる予定だ。次の 裁判は9月5日午後4時、ソウル行政法院203号法廷で開かれる。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2011-07-27 12:54:33 / Last modified on 2011-07-27 12:54:34 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |