| 韓国:白血病労災にサムスンと勤労福祉公団が抵抗 | |
| [MenuOn] Home | ニュース | イベント | ビデオ | キャンペーン | 韓国 | コラム | About | Help [login ] | |
白血病労災にサムスンと勤労福祉公団が抵抗サムスン、「業務環境と白血病は因果関係がない」...公団、14日に控訴を提起
ユン・ジヨン記者 2011.07.15 12:55
7月14日、勤労福祉公団は、法院が労働災害を認めたサムスン白血病判決を不服 とし、控訴を決めた。サムスン電子も14日、記者会見を行い、半導体事業場の 作業環境と白血病の発病は無関係だと最終発表した。 勤労福祉公団とサムスンが長ければ4年間もの戦いの末に、法院からサムスン 白血病労災を認められた被害者は困難に陥っている。
[出処:チャムセサン資料写真] サムスン電子は7月14日、米国の環境保健コンサルティング会社、インバイロン に依頼して、事業場環境と白血病誘発の因果関係を調べた2次結果を発表した。 この席でインバイロン社のポール・ハファ所長は「器興5ライン、華城12ライン、 温陽1ラインを詳細に調査した結果、すべての測定項目で危険物質の露出水準が 非常に低かった」とし「作業場ではガンを誘発するいかなる危害物質も検出 されなかった」と明らかにした。 だが該当調査は、参加した専門家をはじめ、根拠資料などの詳細を公開してお らず、信憑性の議論が提起されている。被害者が調査結果を確認してサムスン 側と議論する結果も不在だ。半導体労働者の健康と権利を守る会(パノルリム) は、「サムスン電子の作業環境について、さまざまな調査が行われたが、被害 労働者は一度もこうした調査に参加や立ち会いどころか、調査結果への閲覧も 『営業秘密』という理由で許諾されない」と説明した。 また「今回の独自調査についても、単に被害者の立ち会いだけでなく、国内外 の労働社会団体と海外投資家も利害当事者の参加を保障しなければ最低の信頼 も得られない点を指摘し、透明性と合理性について長い間、問題を提起してきた」 と批判した。 一方、インバイロン社が調査結果を発表した14日、勤労福祉公団は6月23日に 行政法院が労働災害と認定した故ファン・ユミ氏等2人のサムスン白血病被害者 への控訴を提起した。 勤労福祉公団は7月12日、パノルリムと白血病被害者、遺族との面談で、「行政 訴訟で検察の指揮を受けることになっていて、検事の指揮があった状態なので 控訴するしかない」と語った。だがサムスン一般労組は、「民主党のチョン・ ジョンベ国会議員が確認した結果、検察はそのような指示を受けていないと 確認した」と明らかにした。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2011-07-17 04:19:01 / Last modified on 2011-07-17 04:19:04 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |