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サムスン自殺労働者に警察は『取調べ終結』...反発強まる過失致死と自殺ほう助容疑徹底的に捜査?...キム・ジュヒョン氏73日間葬儀行えず
チョン・ジェウン記者 2011.03.24 18:11
サムスンLCD天安工場で投身自殺した労働者、故キム・ジュヒョン氏が73日間、 葬儀もできずにいる中で、牙山警察署は2か月間事件を捜査した結果『取調終結』 したと発表し、遺族と労働社会団体が反発している。 牙山警察署は「変死事件について他殺の疑惑は発見できず、終結処理」すると し「被陳情人ユ○○他3人に対する業務上過失致死および自殺ほう助嫌疑を内偵 調査したが、容疑を認めることが難しく、天安検察庁のイ○○検事の指揮によ り、取調べを終結したので結果を通知」とすると明らかにした。 これに関し、遺族側のキム・チルジュン弁護士は「会社は当然、亡くなった人 を保護しなければならず、事件を未然に防止できたのに止めなかったのは明ら かだ。業務上過失致死と自殺ほう助の容疑を徹底的に捜査したというが、疑惑 は拭えない。死因を明らかにしろと言ったが、どこまで明らかにしたのかも疑 わしく、内偵調査を終えたという具体的な理由もわからない」と強く遺憾を示した。 遺族はキム氏の死が単純な自殺でないという疑いを提起して、サムスン電子は キム氏の死を『傍観』したと主張してきた。特に1月12日、警察から単純自殺と いう死亡の経緯と共に事件を終わらせるという趣旨の事件報告書を受け取った 遺族は、サムスン電子側の責任だけでなく、5つの疑惑を提起して警察の再調査 を要求していた。 当時、遺族はキム氏が自殺を試みていた過程を目撃して、これを制止した安全 管理要員が家族に連絡しなかった点、何回も自殺の試みが目撃されたのにキム 氏を密着保護せず、すぐ寄宿舎の部屋に一人にした点の釈明を要求した。 また遺族は、勤務時に防塵作業服を着用し、薬品取扱いによる皮膚発疹などの 副作用を訴えたが、会社はどのような措置を取ったのか、サムスン電子担当の 医師はどんな基準で勤務に問題にならないという判定をしたのかを確認すべき だと主張した。キム氏が一日12時間以上の長時間勤務と頻繁な特別勤務がつら いと吐露したが、長時間勤務、残業、特別勤務が会社の強圧によるものではな いかを確認しろと提起した。 特に警察の捜査過程でキム氏の自殺関連のCCTV画面の資料は、一部しか遺族に 公開されず、葬儀もできない中で捜査が長引いて、遺族と労働社会団体は警察 に強い不満を提起してきた。 現在、遺族と労働社会団体は民事上告訴を検討中だ。 一方、雇用労働部天安支庁は19日で調査を終えたが、まだ調査の結果を発表し ていない。労働部の関係者は「まださらに調査することがある。調査中とは言 えない」と短く答えた。だが労働部がサムスン電子就業規則も非公開とし、遺 族は労働部の『公正な調査』に疑問を示している。(記事提携=メディア忠清) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2011-03-25 08:48:02 / Last modified on 2011-03-25 08:48:03 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |