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韓国:民主労総にサムスン『特別委員会』を作ろう
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「民主労総にサムスン『特別委員会』を作ろう」

サムスン一般労組、『サムスン労働者組織化のための特別委員会』の設置を主張

チョン・ジェウン記者 2011.01.23 13:50

サムスン一般労組が1月27日から開かれる民主労総定期代議員大会の前に、民主 労総の常設委員会として『サムスン労働者組織化のための特別委員会』を設置 しようと主張した。

サムスン一般労組は提案文で「サムスン労働者の組織化は、業種と地域の争点 が多様なので、産別や地域、団体のそれぞれの努力だけではかなり難しいので、 民主労総が常設委員会を構成し、その求心にならなければならない時」として 「もちろん、機構だけを設置してもうまく事がはかどらない。複数労組時代に 民主労総がサムスン労働者の組織化に攻勢的に打って出ようということ」と 意味を説明した。

こうしたサムスン一般労組の主張は、最近、サムスンLCD天安、湯井工場で続い た投身自殺事件、サムスン白血病問題、労組結成を主張して解雇されたサムスン 電子水原工場のパク・ジョンテ氏事件など、サムスンから続々と社会的な問題 が出ていることで、労働界が問題解決に攻勢的に出ようという主張のようだ。

また、複数労組を控えて無労組経営で知られるサムスンに、労組の結成を主導 しようという意味と解釈できる。

サムスン一般労組のキム・ソンファン委員長は、「サムスンに民主労組を組織 することは、単に多くの財閥の一つに労組を建設する以上の波及力と影響力を 持つ。だから彼らはグループのすべての力量を動員して、無労組のために不法 や違法もはばからない」とし「サムスン族閥の無労組経営は社会的な犯罪行為だ」 と指摘した。

続いて「民主労総は、建設からすでに20年近くなっているが、世論がサムスン 族閥の無労組経営をタブー視する社会全般の視角に、労働者の権益を代弁する 民主労総も、その不都合な真実を無視しているという疑問を振り払えない」、 「サムスン財閥とサムスン族閥李氏一家の無労組経営に対し、サムスン労働者 の自主的かつ民主的な労働組合建設のために、『民主労総特別委員会』を建設 することを発議する」と伝えた。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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