|
韓国:故パク・チヨン氏の四十九日、追慕文化祭開催 | ||||||
|
Menu
おしらせ
■サブチャンネル ・映画祭報告(7/27) ・レイバーネットTV(11/12) ・あるくラジオ(11/1) ・川柳班(10/28) ・11.3「抵抗川柳句集」シンポ報告 ・ブッククラブ(10/18) ・シネクラブ(10/11) ・ねりまの会(6/28) ・フィールドワーク(6.1報告) ・三多摩レイバー映画祭(5/25報告) ・夏期合宿(8月23-24日) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第107回(2025/11/10) ●〔週刊 本の発見〕第411回(2025/11/13) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2025/11/6) ●川柳「笑い茸」NO.163(2025/9/26) ●フランス発・グローバルニュースNO.19(2025/8/5) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第101回(2025/10/14) ●「美術館めぐり」第16回(2025/10/27) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・OurPlanet-TV・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・CLP・一月万冊・ArcTimes・ Tansa・望月衣塑子ch・こばと通信
|
故パク・チヨン氏の四十九日、追慕文化祭開催「もう一人のパク・チヨン氏が出てこないことを...」
ユン・ジヨン修習記者/ 2010年05月18日23時06分
「もうこれ以上、私のような病気にかかる人が出てこないことを望み、これか ら私が治療費や生活費の心配だけはせずに暮せるよう、勤労福祉公団は治療費 の補償と生存権の保障に責任を取るのが当然です」 -2009年5月15日、勤労福祉公団天安支社で開かれた諮問医師協議会の故パク・チヨン氏の最終陳述より-
サムスン半導体・温陽工場で半導体検査業務に従事して白血病にかかり死亡し た故パク・チヨン氏。5月19日、彼女の四十九日に合わせて追慕祭が開かれた。 『半導体労働者の健康と権利を守る会(パノルリム)』は5月19日午後7時、江南 駅サムスン本館前で『故パク・チヨン氏四十九日追慕祭』を進めた。 追慕祭は故パク・チヨン氏を追慕し、もう一人のパク・チヨン氏を出さないた め、職業病、労働弾圧、資本の搾取に対抗する目的で進められた。 追慕祭の間、強い雨はやまなかったが、パノルリムをはじめソウル大の人文大 学生会などの連帯組織、そして一般市民が雨合羽を着たり傘をさして席を守った。
追慕祭に参加したソウル大セナルバンのドンヒョク学生会長は「偶然パク・チ ヨン氏の最終陳述を読み、パノルリムとの連帯を考えた」と連帯の背景を語っ た。続いて「サムスン労働者は、彼らの権利を代弁する労働組合を認められて いない」とし「労働をして暮すのに、最低限の媒体としての労働組合の結成は 基本だ」と無労組経営方針を固守するサムスンを批判した。 またこの席でソウル大人文の大学生たちが連帯基金を遺族に渡した。遺族を代 表して基金を受け取った故ファン・ユミ氏のお父さんのファン・サンギ氏は、 「学生が送ってくれた寄付は白血病だけでなく、病に罹った患者の治療費に使 う」と述べた。 続いて進められた追慕文化祭では、パノルリムのコンユ・ジョンオク活動家(韓 国労働安全保健研究所)がパク・チヨン氏を追慕し、パク・イルファン詩人の 『梅は春を呼ばない』という詩を朗唱し、イ・ジョンナン労務士は故パク・チ ヨン氏に送る手紙を読み進んだ。 イ・ジョンナン労務士は手紙で「真心から応援していると伝えたかったが、短 い面会時間ではほとんどの時間を労災書類作成に使った」「最後まで守ってあ げられずに申し訳ない」と涙を流した。 また「とうとう故パク・チヨン氏のお母さんが労災申請を取り下げた」と述べ、 「サムスン側が労災申請行政訴訟を取り下げさせるため、どれほどお母さんを 困らせたか」と惜しんだ。
一方、パノルリムはサムスンが職業病調査実施の前に意見を聞いてきたと明ら かにした。これについてパノルリムは「すべての報道機関が取材して、市民と 専門家、労働者、遺族、そして病気になった労働者すべてを一個所に集めて公 開討論するよう望む。これに対する公式の回答をサムスンに望む」と話した。 現在、パノルリムが発表したサムスン職業病被害情報提供は計47人で、このう ち13人は死亡した。故パク・チヨン氏もサムスン半導体温陽工場で化学薬品と X線を使って半導体検査業務を遂行していて白血病にかかり死亡した。 故パク・チヨン氏は労働災害認定を要求したが、勤労福祉公団はパク・チヨン氏 の白血病が業務上の災害かどうかについて2:3で不承認と判定した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2010-05-20 07:56:03 / Last modified on 2010-05-20 07:56:09 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | ||||||