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李健煕復帰後初の指示は「もっと半導体工場を作れ」パク・チヨン氏葬儀二日後...「もっと死ねというのか」
ホン・ソンマン記者/ 2010年04月05日19時01分
3月24日、23か月ぶりに経営に復帰したサムソン電子の李健煕(イ・ゴニ)会長が 初めて出した指示が「半導体工場増設」だったと伝えられた。 4月5日、毎日経済新聞はサムスン電子が京畿道華城に追加で半導体工場を作る ことになり、来月起工式をする予定だと報道した。この行事には李会長も参加 する予定で、この起工式がイ会長の経営復帰の初舞台になると報道した。 これに対して半導体業界の関係者は「単にさらに半導体工場を増やすという意 味でなく、3D TVやスマートフォン、iPadなどの先端電子製品に対するグローバ ルな需要の急増に備える目的が大きい」と分析している。 4月3日、アップルが米国でiPadを発売したことについて国内のマスコミはiPad よりもiPadの部品にサムスン半導体が使われていることを特筆大書した。サム スン電子はiPadに使われる核心装置のA4チップ3つのうち、アプリケーションプ ロセッサという半導体とNANDフラッシュメモリーを供給したという。 このように、昨年3分期から始まった半導体産業の好況局面が相次ぐ先端IT製品 の登場と共に今後2年以上続くと予想され、あらかじめ大規模投資をするという ことだ。 サムスン電子の関係者は「半導体追加投資の規模はまだ確定していない」とし、 「普通、半導体のラインを1本新設するには4兆ウォン以上が投入されるが、今 年すべてを投資するのか、でなければ来年にかけて順次に投資するかはグロー バル半導体市況などを総合的に考慮して決める事案」と話した。 一方、3月31日にサムスン電子で働いて白血病で死亡したパク・チヨン氏の葬儀 が4月2日に行われた。故パク・チヨン氏は、2004年12月にサムスン電子に入社 し、鉛溶液と化学用品を扱う半導体検収業務をしていたが、2年半で『急性骨髄 性白血病』と診断され、3月31日に23歳で死亡した。 サムスン半導体では、リンパ腫などの造血系ガンを発病して死亡した労働者が 最低9人を越え、20人以上発病したという。それでもサムスンは疫学調査の結果、 業務との関連がないという立場を固守し、労災認定をせず工場増設による労働 者の追加被害が予想される。 『半導体労働者の健康と人権守備』(パノルリム)で活動している韓国労働安全 保健研究所のコンユ・ジョンオク執行委員長は、「新規ラインができて、また どれほど多くの労働者が高濃度に露出するのか心配」と憂慮した。コン執行委 員長は特に「ライン増設初期の試験稼動の過程でとても深刻な露出が起きる」 とし「何も対策のない工場増設は、労働者にもっと死ねという話でしかない」 とサムスンの無対策を叱責した。 サムスン電子は今年、最低5兆5千億ウォン以上を半導体に投資すると発表した が、さらに工場増設で数兆ウォンが追加される展望だ。しかし半導体労働者の 労災問題や予防への追加投資の計画はない。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2010-04-19 01:48:06 / Last modified on 2010-04-19 01:48:07 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |