本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:泰安惨事サムスン重の責任を56億ウォンに制限
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1238365891574St...
Status: published
View


泰安惨事サムスン重の責任を56億ウォンに制限

事故被害推定5千億以上、住民反発

チョ・ジョンミン記者 jungmin@jinbo.net / 2009年03月24日13時25分

法院が泰安油流出事故に対する三星重工業の賠償責任額を56億ウォンに制限し、 事実上、三星重工業の手をあげた。

ソウル中央地法破産1部(コ・ヨンハン首席部長判事)は一昨年12月に発生した忠 南道泰安の油流出事故について、三星重工業の責任限度額と法定利息を56億 3400万ウォンと算定したと3月24日に明らかにした。

三星重工業はこの事故に関して賠償責任を50億ウォンに制限してくれという船 舶責任制限手続き開始申請を法院に提起していた。

裁判所は「事故場所近隣の漁民、宿泊業者などが損害をこうむったと主張する 損害賠償額は、商法で決められている責任制限額の限度を超え、無限責任を負 うべき例外的な理由にも該当しない」と説明した。

今回の決定で三星重工業は被害住民が別途提起した損害賠償訴訟で56億ウォン 以上の賠償判決が確定してもこの金額以上の責任を負わなくても良い。

▲2008年1月23日ソウル駅広場で開かれた'早急な特別法制定、サムスン無限責任要求大会'に参加した泰安住民/チャムセサン資料写真

これに先立ち、泰安油流出事故被害住民たちは三星重工業を相手に損害賠償請 求訴訟を出した。国際油類汚染補償基金(IOPC)は事故被害額を5663〜6013億ウォ ンと推定している。

今回の判決は、泰安住民が主張する被害額と相当な差異があり、今後、強い反 発が予想される。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-03-30 07:31:31 / Last modified on 2009-03-30 07:31:33 Copyright: Default

関連記事キーワード



このフォルダのファイル一覧上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について