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白血病対策委、「記者詐称」サムスン半導体を提訴

「不当に監視対象にされ、人格権を侵害された」

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2008年01月25日17時14分

昨年11月20日、水原市メタン洞サムスン電子半導体工場の前で起きたサムスン 職員の「記者詐称」事件に対して被害者たちが民事訴訟を提起した。

「サムスン半導体事業部労働者集団白血病死亡事件真相究明および労働基本権 確保のための対策委員会」は、当時故ファン・ユミ氏などサムスン電子半導体 職員が白血病にかかって死亡した事件について、業務との関連などについての 真相究明を要求する趣旨の記者会見を行っていた。

この時、サムスン電子半導体総務チーム職員のパク某氏が「ニュシス記者」と いう偽りの身分を口にして、記者会見に参加した対策委員会関係者の姿を詳し く撮影した。パク某氏はこれを怪しみ、関係者と「本当の」ニュシス記者によ り嘘がばれ、結局、デジタルカメラのメモリーチップに書かれたサムスン電子 のEメールアドレスが見つかり、サムスン職員であることが確認された。

タサン人権センターのパク・チン常任活動家と故ファン・ユミ氏の父親ファン・ サンギ氏をはじめ、記者会見に参加した対策委員会関係者9人は1月25日、水原 地方法院に一人当り3百万ウォン、計2700万ウォンの損害賠償を請求する民事訴 訟を提起した。

彼らは訴状で「被告会社(サムスン電子半導体)が所属職員に記者を詐称させ、 こっそりと原告の活動を監視して原告を1人ずつクローズアップ撮影するなど、 原告の人格権、肖像権などを侵害する不法行為を犯し、それにより原告は不当 な監視対象にされたことで激しい侮辱感、不快感、恐怖感などで苦しむ被害を こうむった」と請求の趣旨を明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-01-27 18:57:34 / Last modified on 2008-01-27 18:57:36 Copyright: Default

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