| 韓国:サムスン秘密資金、8項目を公開 | |
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キム・ヨンチョル、サムスン秘密資金、八つの内容を公開四回目の記者会見、サムスン秘密資金造成・市民団体動向を常時把握
ユ・ヨンジュ記者
www.yyjoo.net / 2007年11月26日15時46分
キム・ヨンチョル弁護士は今日(11月26日)午前11時30分、祭基洞聖堂で四回目 の記者会見を開き、サムスン秘密資金造成の事例など八つの事実を暴露した。
三星物産が海外で秘密資金を造成 キム・ヨンチョル弁護士は、サムスンの海外秘密資金造成の事例を証拠資料と ともに提示した。構造調整本部が秘密資金造成を指示すると、子会社がそれに より秘密資金を徴収した。サムスン専管(現SDI)のソ・ジュニ購買チーム長と、 三星物産のロンドン支店、台北支店、ニューヨーク支店の間で締結された秘密 資金造成に関する合意書を例にあげた。キム・ヨンチョル弁護士は、これだけ で2000億ウォン台の秘密資金が作られたと語った。 これによればカン・ブチャンはSDI購買担当がメモランダムなど秘密資金関連の 書類をコピーして米国に持って行き、サムスンを脅迫した。だが、キム・ヨン チョル弁護士が財務チームにいた2000年頃、キム・インジュ社長がこの問題を 相談してきて関連書類を見たと話した。キム・ヨンチョル弁護士が公開した説 明資料には「キム・インジュ社長が私に『カン・ブチャンを殺してしまうか』 と真剣に話したこともある」と書かれている。 秘密資金利用高価美術品購入 二つ目の内容は「秘密資金を利用した高価美術品購入」の件。李健煕会長のホ ン・ラヒ(ホンナヒ)夫人が新世界グループのイ・ミョンヒ会長、李在鎔氏の妻 の母のパク・ヒョンジュ、ホン・ソッキョン中央日報会長のシン・ヨンギュン 夫人などが2002-2003年に秘密資金を利用して数百億ウォン台の高価な美術品を 購入したという内容だ。この期間に美術品購入の代金として海外に送金された 金額だけで60億ウォンだと明らかにした。 キム・ヨンチョル弁護士が明らかにした美術品リストには、800万ドル(当時の 為替レートで100億ウォン台)のベツレヘム病院(フランクステラ)、716万ドルの 「幸せな涙」(リヒテンシュタイン)等が含まれていて、100万ドル以上のバーネッ トニューマン、ドナルドチョドゥ、エドゥルシャなどの米国抽象派作家とドイ ツの作家リヒターの作品も購入したと見られる。 一方、貼付リストには代金支給額目録の一部も書かれている。美術品の代金支 給金額、代金受取人、受取銀行名と位置などが記録されている。代金受取人は サムスン家の美術品購入独占窓口であるソミギャラリーが半分以上を占め、 その他いくつかの人物と異なる画廊の名前、朝興銀行、ニューヨーク現地銀 行の名前も記録されている。この内容が事実であることが確認されれば、為替 管理法違反などの問題を検討することになり、注目される。 中央日報偽装系列分離 続いてキム・ヨンチョル弁護士は中央日報の系列分離が偽装分離だったと主張 した。中央日報の偽装系列分離は、李健煕会長の中央日報の持分をホン・ソッ キョン会長宛に名義信託する方式で行ったと主張した。キム・ヨンチョル弁護 士は、中央日報は何回も系列分離をすると対国民宣言したが、実状はホン・ソッ キョン会長が大株主の株式を買う金がなかったと話した。 キム・ヨンチョル弁護士は、キム・インジュ社長が1999年株式名義信託契約書 を秘密裏に書いてくれと言うので書いたことがあったと告白した。 粉飾会計とサミル会計法人 四つ目の暴露内容は粉飾会計の件。キム・ヨンチョル弁護士は2000年当時三星 重工業2兆ウォン、サムスン航空1兆6000億ウォン、三星物産2兆ウォン、サムス ンエンジニアリング1兆ウォン、第一毛織6千億ウォンなどを粉飾会計処理した と話した。 三星重工業は粉飾規模が非常に大きく、巨済近海に船がないのに建造中の船が 数十隻浮かんでいるように計画したとし、監理会計法人のサミル会計法人がこ れを知りながらルームサロンでの接待を受けるなど、酒宴を提起されて事実と 異なる適正意見を出したと説明した。 キム&チャン法律事務所の不法行為 キム・ヨンチョル弁護士は、キム&チャン法律事務所の不法行為にも言及した。 キム&チャンはサムスンの不法な継承に関する犯罪行為に対して法律助言者、な いし代理人の形で関与し、その代価として莫大な報酬が支払われたと主張した。 キム&チャンは李鶴洙(イ・ハクス)副会長、キム・インジュ社長など、グループ 次元でエバーランド転換社債の発行を主導したという事実をよく知りながらも、 捜査と刑事裁判の過程でこれと異なる内容の虚偽の事実を捏造することに積極 的に加担したと暴露した。 キム・ヨンチョル弁護士はこの時もキム&チャン法律事務所が合法的な弁護活動 を装い、先頭に立って不法なやり方でサムスンの犯罪を縮小歪曲する余地があ ることを憂慮すると述べた。 またイ・ジョンワン前法務室長に対しては、キム&チャン法律事務所を辞めてサ ムスンに入社する前の6か月間、太平路ビル26階の李鶴洙副会長の隠れ家として 使われるオフィスホテルでいつも李鶴洙副会長、キム・インジュ社長と会合し、 大統領選挙戦資金捜査の縮小と宥和を協議したと指摘した。 借名資産保有および管理 六つ目の内容は、借名資産保有および管理に関する内容だ。キム・ヨンチョル 弁護士は、李健煕会長一家は資産のうち相当部分を他人名義で保有しており、 借名預金、借名株式、借名不動産は構調本の李鶴洙(イ・ハクス)副会長、キム・ インジュ社長、チェ・グァンヘ、チェ・ジュヒョン、チャン・チュンギ、イ・ スンドン、イ・ウヒ、ノ・インシクおよび関連会社の社長団ほとんどの名義で 運用されていると述べた。またヒョン・ミョングァン、イ・スビン、イ・ピル ゴンなどの前会長団と、ファン・ヨンギ前三星証券社長の名義でも運用されて いると主張した。 サムスン自動車法廷管理記録の不法廃棄 七つ目に明らかにしたサムスン自動車法廷管理記録の不法廃棄は、これが事実 であるとすればサムスンの不法行為がどこまで影響するかを確認させてくれる もので、影響は大きい。 サムスン自動車が破産した当時、サムスン商用車の損失があまりにも大きかっ たため、ソウル保証の保証を受けられずに大型赤字が出たが、これを若干の黒 字に粉飾した。粉飾会計問題が起きると李鶴洙副会長に対する刑事責任問題が 台頭する状況だったという。この時にチェ・グァンヘが法廷管理中のサムスン 自動車にも問題になる粉飾会計書類があると思って特別チームを構成し、破産 法院の事務官を買収して深夜に問題の書類を取り出し、海雲台で焼却したとい う内容だ。 市民団体動向および主要人物アン・メク把握 一方、市民団体などの動向と主な人事人脈の把握について、2002年1月10日付の 参与連帯法曹人ネットワーク現況資料を公開した。キム・ヨンチョル弁護士は、 サムスンが政治家、ジャーナリスト、公務員だけでなく、市民団体に対しても 常に動向を把握し、有事の際の買収、懐柔のために、普段接触できる人脈管理 リストを作成していると主張した。
キム・ヨンチョル弁護士は虚偽の事実で自身の名誉を傷つけた朝鮮日報、聯合 ニュース、デイリアンなどの一部報道機関とサムスン戦略企画室役職員および 前法務室長イ・ジョンワンなどを名誉毀損で告訴、損害賠償請求訴訟を提起す ると語った。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2007-12-03 13:43:41 / Last modified on 2007-12-03 13:43:44 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |