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公共部門1万人が6月総力闘争開始

ガス、鉄道、教師、公務員が労働基本権争奪-民営化阻止本格化

キム・ヨンウク記者 2013.06.01 20:15

朴槿恵(パク・クネ)大統領就任後、民主労総に所属する公共部門の労働者1万人が6月1日午後3時、汝矣島公園で初の大規模決意大会を開き、△ILO協約批准、△労働基本権保障、△民営化阻止を強く要求した。

公共輸送労組連盟、全国公務員労組、全国教職員労組が所属している民主労総 公共部門労働基本権争奪と民営化阻止、社会公共性強化のための共同闘争本部 (民主労総公共部門共闘本)は、この日の決意大会から6月の対政府交渉を勝ち取 るための継続的な共同闘争を続ける方針だ。

また、6月5日から20日までスイスのジュネーブで開かれる102次ILO総会に民主 労総は、キム・ギョンジャ副委員長、ユン・ユシク公共輸送労組連盟副委員長、 キム・ジュンナム公務員労組委員長、キム・ジョンフン全教組委員長など、11 人規模の民主労総ILO参加団を派遣し、公共部門労働基本権問題の深刻性を知ら せる予定だ。

民主労総のヤン・ソンユン非常対策委員長は大会発言で「朴槿恵政権は脚本の 通りに悪い時間制雇用を増やして賃金を削減し、労働者に犠牲を強いる労使政 雇用協約だと発表した」とし、「さらに見苦しいのは朴槿恵大統領は、すでに 司法府判断があった通常賃金を、一介のGM会社会長の言葉を聞くとすぐ労使政委 で議論し直すと言っていること」と非難した。

ヤン・ソンユン委員長は「労使政委員会が資本と権力の野心を満たす如意棒か」 とし「反労働者的密室協約を進める労使政委は労使政協約を今すぐ撤回しろ」 と要求した。

ヤン委員長は「公共部門の労働者は各種の政府指針に従って事実上団体協約を 締結することもできない」とし「民主労総は今日の決意大会から李明博-朴槿惠 の労働政策を終わらせ、公共部門労働者労働基本権争奪、財閥特典民営化阻止、 公共部門非正規職の正規職化のために総力闘争を約束する」と述べた。

公共輸送労組連盟のイ・サンム委員長も「無茶苦茶な民営化政策を終わらせる ために、ガス、鉄道労働者が全国的な抵抗運動と共に、ストライキを含む総力 闘争を準備している」と強調した。

公務員労組のキム・ジュンナム委員長は「公務員労組は4回目の設立申告をした が、また労働部が補完命令をした」とし「公職社会は、すでに6つの御用労働組 合が存在するが、唯一公務員労組だけは設立申告が許可されない」と非難した。

キム委員長は「この前、安全行政部は、公務員労組の設立が許可されない理由 は、解職者のためでなく民主労総に加入しているからだとはっきり言った」と し「私たちは来週、ILO総会で闘争して、帰ってきたら6月の闘争で設立申告と 解職者問題を解決する闘争で必ず勝利する」と明らかにした。

全教組のキム・ジョンフン委員長は「政府は、学校を非正規職量産の主犯にし、 全教組の団結権を奪い、公教育正常化のために解職された仲間を追い出せとい う」とし「そうでなければ労組設立を取り消すというが、われわれは退かない」 と強調した。

キム・ジョンフン委員長は「私たちが退けば子供たちの死を止められず、労働 者・民衆の生存権が崩れる」とし「ILO総会国際連帯闘争に立ちあがる理由は、 決して退かないためだ。6月の共同闘争で必ず勝利しよう」と声を高めた。

民主労総公共部門共闘本に所属する加盟組織は公共輸送労組連盟、公務員労組、 教授労組、大学労組、民主一般連盟、保健医療労組、非正規教授労組、言論労組、 全教組だ。

この日の共同決議大会に先立ち、午後1時には汝矣島公園で全教組が全国教師大会 を開き、公務員労組、大学労組、公共部門非正規職労組、公共輸送労組連盟ガス 支部がそれぞれ事前決意大会を開いた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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