韓国:韓国ガス公社新任社長「落下傘人事」議論 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバー映画祭(報告) ・レイバーネットTV(10/9) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(10/31) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第94回(2024/9/10) ●〔週刊 本の発見〕第364回(2024/10/10) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/10/10) ●川柳「笑い茸」NO.157(2024/9/26) ●フランス発・グローバルニュース第13回(2024/9/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第3回(2024/9/23) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV
|
韓国ガス公社新任社長「落下傘人事」議論公共労組韓国ガス公社支部、「落下傘社長を阻止して民営化を防ぐ」
チェ・イニ記者
flyhigh@jinbo.net / 2008年09月30日14時37分
韓国ガス公社が9月29日に臨時株主総会を開いて新社長を選任したが、労働組合 がこれを「無効」と反発するなど対立が深まっている。 株主総会前日の夕方から徹夜の座り込みをした公共サービス労組韓国ガス公社 支部は、株主総会が開かれた昨日午前7時30分頃から株主総会場所の京畿道城南 市盆唐区の韓国ガス公社1階国際会議場入口を防いだ。この過程で公社側が用役 業者の職員を動員し、労組員と物理的衝突になった。 ▲韓国ガス公社社長選任株主総会があった29日、韓国ガス公社支部組合員が株主総会場所入口で用役業者職員と対峙している。[出処:公共労組韓国ガス公社支部] 「形だけの公募制」、1次書類審査の脱落者が新任社長に 結局、韓国ガス公社は近くの農協支店に株主総会の場所を移し、現代総合商社 のチュ・ガンス元副社長を新任社長に選任した。5月にイ・スホ前社長の辞任の 後、4か月引きのばした結果だ。知識経済部は当初、社長推薦委員会で5人の社 長候補を推薦したが、これを拒否して新社長推薦委員会を構成し、このような 結果を出した。しかも、社長に選任された現代総合商社のチュ・ガンス元副社 長は1次書類審査で脱落した人物であり、論議になっている。 1998年、現代総合商社副社長を退職したチュ・ガンス氏は、李明博大統領が現 代建設に在職している当時から縁があり、李明博政権になって個人の縁故があ る人物が政府の要職を占める背景からも抜け出せない。チョン・ジュン韓国ガ ス公社支部企画局長は、書類審査で脱落したチュ・ガンス前現代総合商社副社 長が社長に選任されたことについて「李明博大統領との個人的な親密さも作用 しなかったかと思う」と話した。 公共労組韓国ガス公社支部はこのような過程が「形だけの公募制」だとし、 「公企業民営化」を容易にするために政府の影響が作用した情実人事と見てい る。労組が主張し続けてきた公社社長としての要件である「民主的で公正な過 程を経て国家エネルギー安保のための長期的な需給問題の解決と必須財である ガスの公共性を正しく立て直し、庶民経済に尽くす資質」も備わっていないと いう立場だ。 労組は2次社長公募で有力な候補としてチュ・ガンス前現代総合商社副社長、イ・ スンウン前三星物産商社代表、キム・ジェウ アジア洲グループ副会長の3人に 絞られた頃から「民間企業CEO出身社長の経営態度を一生懸命経験した」とし 「公企業従事者への否定的な認識、公企業の組織文化への不信と偏見で公社の 構成員が痛みと怒りを体験した」、「民間出身というたった一つの事実だけで は公社の発展と成長は担保できないという事実を骨に凍みて悟った」と指摘し てきた。イ・スホ前社長もLG商社副会長出身だった。 「現代マン」の新任社長、公企業を守れるか チョン・ジュン企画局長は「政府が率先して『エネルギー公企業の重要性を考 慮し、最高の民間専門家を迎え入れる』というが、新しく選ばれた社長の経験 と面々からみて、大きな公企業を率いられるか懐疑的」と話した。 また「新任社長に反対する理由は、一連の過程と手続き上の問題、資質の問題 もあるが、『MB縁』で社長になった人なら政府が推進する先進化方案を強く拒 否できず、従うしかないのではないか」とし「新任社長反対闘争そのものが、 ガス産業の先進化と構造調整反対闘争に結びつく」と説明した。 ガス公社支部は公募手続きの問題の提起とともに「公社社長に穴のあいた落下 傘を落してくるのは、結局ガス産業の構造改編とガス公社の構造調整を支障な く遂行することで、今後の民営化の基礎を構築しようとするもの」とし、「ガ ス産業の公共性と組合員の生存権のために、落下傘社長選任阻止闘争を続ける」 という立場を明らかにした。これに伴い、新任社長が出勤する来週頃から本格 的な出勤阻止闘争が行われるものと見られる。 公共サービス労組も声明で「公企業は大統領府の子会社ではない」とし「韓国 ガス公社の株主総会と社長選任は源泉無効」だと主張した。公共労組は、ガス 公社社長推薦委員会が知識経済部により拒否され、再構成された点を上げて、 「李明博政権が公企業の未来と国民の未来ではなく、個人的な親密さを重視す ることを自ら認めた形」と批判し、「こうして選ばれた人物がガス産業の構造 改編と民営化、一方的な構造調整を完結させようとするのは自明だ」と憂慮した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2008-10-07 17:42:18 / Last modified on 2008-10-07 17:42:18 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |