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明洞で真相究明を要求して投石戦

[20日23:00]龍山現場で放水銃により解散後、ソウル駅を通り明洞へ

キム・ヨンウク記者/ 2009年01月20日21時11分

1月20日夜10時30分、龍山殺人鎮圧現場から明洞まで到着した500人ほどの市民 は、明洞聖堂の下の旧中央シネマ劇場前で警察と対峙し、投石戦を続けている。

この日、午後7時頃から始まった龍山撤去民惨事追慕キャンドル集会は、放水銃 を動員した警察の解散作戦で二時間ほどで終了した。追慕集会は当初、龍山駅 広場で開催される予定だったが、数百人の市民が焼香所が設置されている惨事 現場に足を移し、ここで集会が開かれた。

動画

警察に解散させられた市民たちは、ソウル駅側に行進しながら「大統領府に行 こう」「真相を究明しろ」「殺人政権糾弾」等のシュプレヒコールをあげた。 ソウル駅に到着し、前方の一部が南大門側に抜けた中でほとんどは旧大宇ビル に混じって明洞側に走って移動した。

一方、警察はこの日の午後から龍山駅と新龍山駅一帯に500人ほどの戦闘警察を 配置して、事故がおきた建物に市民が接近することを防いだ。この過程で現場 直前の横断歩道も統制し、バスを利用しようとした市民が大きな不便をあじわった。

▲新龍山駅前の道路で対峙している警察と追悼市民/ウォン・ジョンヒョン記者

▲警察が放水車で放水銃を撃っている。/ウォン・ジョンヒョン記者

警察は追慕集会をしている市民に向かって3回警告放送をした後、午後9時5分頃 に放水車二台から放水銃を撃った。この過程で乗客が乗っていた市内バスが放 水を受け、バスの運転手が警察に強く抗議することも発生した。散った集会参 加者の一部は他の場所で抗議デモを続けると言って、ソウル駅方向に移動して いる。

原文(チャムセサン)

警察の鎮圧で負傷者続出...21日にまた追慕祭

警察は一時家族にも死体確認を拒否

キム・ヨンウク記者/ 2009年01月21日0時03分

明洞聖堂前で市民と警察の間で投石戦があった中で、1月20日夜11時15分頃、警 察が押し寄せ、デモ隊2人が頭を一撃され、血を流して病院に運ばれた。この過 程で一部の市民は10数人が警察が振り回した盾で負傷した。深夜12時が近付い てきて、市民と警察の対峙は一部小康状態に入った。

動画

検察は死亡した撤去民5人の死体を家族の同意もなく国科捜に移して解剖検査を 実施した後、順天郷大病院の霊安室に安置した。遺族と失踪者家族約100人は、 この日の夜11時頃から家族の同意のない解剖検査に抗議して、死体確認を要求 し籠城を続けている。

▲龍山から撤去民殺人鎮圧を糾弾しながら歩いてきた市民が明洞聖堂入り口で横断幕を掲げている。/ウォン・ジョンヒョン記者

警察は家族の立ち会いも認めず霊安室そばの死体安置所に通じる入口を防いだ まま100人余りの戦闘警察でバリケードを打って家族の立ち会いを阻止した。家 族は死体確認も認めない警察の処置に反発し、警察と衝突した末、弁護人の立 ち会いの下に死体を確認した。

1月21日午後7時また追慕祭を開催

対策委は1月21日午前11時、龍山の殺人鎮圧現場で記者会見を行い、今後の闘争 計画を発表する。対策委は21日午後1時の代表者会議に続き、午後7時にまた龍 山の現場で追慕祭を開くことにした。

一方この日の午後7時頃から始まった龍山撤去民惨事追慕キャンドル集会は放水 銃を動員した警察の解散作戦で二時間余りで終了した。追慕集会は当初龍山駅 広場で開催される予定だったが数百人の市民が焼香所が設置されている惨事の 現場で移動し、ここで集会が開かれた。

警察に解散させられた市民はソウル駅側に行進しながら「大統領府に行こう」 「真相を究明しろ」「殺人政権糾弾」等のシュプレヒコールをあげた。ソウル 駅に到着すると、前方の一部が南大門側に抜けた中でほとんどは旧大宇ビルに 混じって明洞側に走って移動した。

一方、警察はこの日の午後から龍山駅と新龍山駅一帯に500人ほどの戦闘警察を 配置して、事故がおきた建物に市民が接近することを防いだ。この過程で現場 直前の横断歩道も統制し、バスを利用しようとした市民が大きな不便をあじわった。

警察は追慕集会をしている市民に向かって3回警告放送をした後、午後9時5分頃 に放水車二台から放水銃を撃った。この過程で乗客が乗っていた市内バスが放 水を受け、バスの運転手が警察に強く抗議することも発生した。散った集会参 加者の一部は他の場所で抗議デモを続けると言って、ソウル駅方向に移動して いる。

一方、人権運動サランバン、タサン人権センター、民主化のための弁護士の会、 公益弁護士グループ共感、民主労働者連帯など5つの人権団体は今回の龍山撤去 民死亡事件を警察の重大な人権侵害行為により発生したとし、今日(1月20日)午 後に真相調査団を構成した。

真相調査団の一員のイ・ジェヨン人権運動サランバン活動家は「現在、今回の 惨事に関する生存者が入院している龍山中央大学病院と漢江誠心病院などを訪 問して、被害者と会い、調査をしている。すぐ調査の結果が出るだろう」と明 らかにした。

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news/view.php?board=news&id=45163">原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2009-01-26 03:38:38 / Last modified on 2009-01-26 03:38:42 Copyright: Default

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