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SBS「それが知りたい」セウォル号編製作中断で議論

セウォル号アイテム承認して一日後に「地方選挙以後に扱おう」…PD協会「釈明と再発防止策」を要求

入力:2014-05-2019:35:53 露出:2014.05.2020:02:50
チョ・ユンホ記者| ssain@mediatoday.co.kr

SBSの「それが知りたい」チームがセウォル号惨事関連の内容を製作することにしたが、 製作本部長が「6.4地方選挙以後に放送しろ」とし、製作を中断させたと伝えられ、波紋が生じている。 議論が大きくなると、製作本部長は放送できると明らかにした。

SBSのPD協会が発表した声明によれば、5月8日「それが知りたい」チームは教養局長と製作本部長との討論と合意を経て、 5月31日の放送でセウォル号惨事関連の内容を扱うことに決めた。 だが翌9日、教養局長が担当PDに6.4地方選挙の前の鋭敏な局面で、 セウォル号関連の放送をすると「不適切な結果」になりかねないというチャン・グァンホ製作本部長の意見を伝えた。

そのため担当PDがチャン本部長と面談し、 客観的な放送を作るという意見を表明したが、 チャン本部長は6.4地方選挙後に放送しようと提案したため、放送製作は中断された。

▲ SBS 『それが知りたい』

SBSのPD協会は今回の事件に関し、5月19日に緊急総会を開いて立場を発表した。 SBSのPD協会は「『それが知りたい』が、今まで視聴者から信頼と声援を受けてきた理由は、政派的な論理に巻きこまれず、客観的で鋭い見解を維持してきたため」とし 「5月8日の決定の時も、誰もが知っていた『6.4地方選挙』という理由をあげ、翌日、 突然放送をひっくり返した過程に深刻な疑いを抱かざるをえない」と明らかにした。

SBSのPD協会は続いて製作責任者に「手続きにより合理的に決定したセウォル号惨事の放送が一日で翻された理由について明確に釈明すること」と 「製作の自律性と独立性を侵害したことを謝罪し、再発防止策を用意すること」を要求した。

チャン本部長は議論が大きくなった後、「それが知りたい」の製作スタッフに本来のとおり、5月31日の放送ができるという意思を明らかにした。 SBSのキム・ヨンウPD協会長は5月20日、メディアオヌルとの通話で 「社長をはじめとする上層部線、あるいは外圧があるのではないかと考えたが、 本部長と面談すると本部長は絶対に違うと話した」とし 「あまりセウォル号の話をするのは過剰だと考えて中断しようといったが、外部に出ると外圧にされるかと思ってまた製作をしろといったそうだ」と話した。

▲4月26日に放送された「それが知りたい」の「希望はなぜ沈んだのか-セウォル号沈没の不都合な真実」の一場面。「それが知りたい」は、珍島VTS交信録音ファイルが操作された可能性を提起した。

セウォル号関連アイテムを提案したSBSのパク・チヌンPDは 「初め、セウォル号アイテムを提案した時は別の内容があったわけではなかった」とし、 関連の疑惑がすべて解けたわけではなく、セウォル号の続編を扱おうという意思を伝えて承認されたのに、突然中断された」と明らかにした。 パクPDはまた「製作本部長は『予想できない結果がおきる』と話した。 私たちにそんな意図はなくても、解釈により(放送が)政治的に読まれるという趣旨だった」と話した。

製作できる状況にはなったが、10日間製作が中断した状態で、すぐ31日に放送するのは難しい状況だ。 結果としてセウォル号編は6.4地方選挙後に放送される可能性がある。 パクPDは「実質的に5月31日の放送は難しいと思う。 まだはっきりと決まってはいないが、その日の放送は容易ではないだろう」と明らかにした。

メディアオヌルはチャン・グァンホ製作本部長の立場を聞くために何回も連絡を試みたが、連絡できなかった。

原文(メディア・オヌル)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作権:この記事の原著作権は、韓国のインターネット新聞メディアオヌルが保有しています。この記事はメディアオヌルの許可を得て翻訳・掲載したものです。本記事および文中の写真・図表の利用や転載などについてのお問い合わせはメディアオヌル宛にご連絡ください。


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