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FBユーザーが集団訴訟準備…「FaceBook、個人情報法違反」

6年間最低330万人の個人情報流出…ビッグテック公闘団「違反被害はさらに多いだろう」

パク・タソル記者 2021.03.30 15:08

[出処:ビッグテック公闘団]

進歩ネットワークセンターと法務法人ジヒャンがFaceBookに対し、 個人情報流出の責任を問う訴訟を始める。 彼らはビッグテック公正性X透明性事業団(ビッグテック公闘団)の名前で 個人情報流出の当事者を集め、 個人情報自己決定権侵害に対する集団紛争調整を行い、 また損害賠償請求訴訟も進める計画だ。

ビッグテック公闘団は 「ばく大な量の個人情報自己決定権侵害にもかかわらず、 被害者のFaceBook利用者は自分の個人情報流出の有無も確認できない」とし 「そのためビッグテック公闘団はFaceBook利用者とともに 個人情報保護法による個人情報閲覧請求および個人情報紛争調停委員会集団紛争調整を申請し、 以後、個人情報の収集と侵害に対するFaceBookの直接的な責任を問うため 大規模損害賠償請求訴訟を提起する予定」と明らかにした。

今回の訴訟は昨年11月、個人情報保護委員会がFaceBookに67億ウォンの課徴金を賦課し、 捜査機関に告発する処分をしたことで触発された。 当時わかった事実は、世界最大のSNSであるFaceBookが 最近6年間に会員の個人情報を当事者の同意なく、他の事業者に無断に提供してきたということだ。 FaceBookユーザーの個人情報は、広告、ショッピング、音楽などのアプリを通して提携サービスを提供するIT企業等に流れたことが把握されている。 この他に「FaceBookでログイン」といった機能でFaceBookとつながっている 第三者のアプリ事業者にもFaceBookユーザーの個人情報が提供されていた。

流出した個人情報は、 学歴、経歴、出身地、家族および結婚、恋愛状態、関心事などで、 当事者がこれを非公開または友人公開に設定した場合も 第三者に情報が提供されていた。 FaceBookが全ての資料を公開せず、流出した情報の範囲は明確でない状態だ。 ただし、少なくとも2012年5月から2018年6月までの約6年間、 個人情報保護法違反行為が続いており、 韓国内の利用者1800万人のうち最低330万人以上の個人情報流出被害者が発生したと推定されている。

ビッグテック公闘団は 「『FaceBookの友人』情報が最高約1万本のアプリを通じて提供されていた状態である点を考慮すれば、 さらに多くの個人情報が提供されていたと推定される」と説明し 「今回の集団紛争調整と損害賠償請求訴訟を始め、 FaceBookをはじめとする国内外のデジタルプラットフォーム企業の非公正性と個人情報侵害に対する 社会的な問題提起と監視を続ける」と明らかにした。

1次訴訟参加者の募集期間は3月8日から来る4月11日までだ。 2018年6月以前にFaceBookに加入した人が対象だ。 ジヒャンのオンライン訴訟ホームページで訴訟参加資格を正確に知ることが出来る。 すでに個人情報保護委員会が告発する程、 FaceBookの違法の事実がわかっており勝訴の可能性が高く、 参加費用も特に発生しないため訴訟の参加者は拡大するものと見られる。

*訴訟参加

*訴訟問い合わせ

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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