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KBS理事会、吉桓永社長解任提請案を上程

水曜に賛否投票、展望は不透明…吉桓永は疏明資料で「KBS正常化」を主張

入力:2014-05-2619:11:32 露出:2014.05.2620:32:49 チョン・サングン記者| dal@mediatoday.co.kr

KBS理事会に、吉桓永(キル・ファニョン)KBS社長の解任提案決議案が上程された。 KBS理事会は5月26日午後4時に理事会を開いて解任上程案を上程し、 5月28日の定期理事会で正式に議決して処理することにした。

この日、理事会は11人の理事のうち10人が参加して開かれた。 理事会はすでに21日に議論し、この日に解任提請案を上程することにし、 この日、全員一致で上程した。 解任提請案の上程が遅れたのは、野党推薦の理事が発議した解任提請案に21日の吉桓永社長のKBS社内特別談話文発表を反映させようとしたためだ。

この日、吉桓永社長は理事会に参加せず疏明資料を提出した。 KBSのチョ・ジュンサン理事は「社長の書面回答は特別談話文を要約した程度」とし 「セウォル号惨事報道、6・4地方選挙報道、ワールドカップ中継などをしなければならないので、 KBSを正常化しなければならないという内容程度が追加された」と話した。

解任提請案までは来たが、問題は通過するかどうかだ。 まず吉社長解任に対する内部の圧迫は続いている。 全国言論労組KBS本部(委員長クォン・オフン・KBS本部)が5月23日に 投票率93%、ストライキ賛成94.3%で全面ストライキを可決したのに続き、 KBS労働組合(委員長ペク・ヨンギュ・KBS労組)も27日に全面ストライキ賛否投票手続きを終える。 両労組は共同の全面ストライキを模索している。

KBS記者協会(会長チョ・イルス)の製作拒否も一週間続いており、 KBSニュースの放送が混乱しており、KBSのPD協会も理事会の結果によって 23日に一回製作を拒否したのに続いて追加の製作拒否の動きを見せている。

部長級以上の幹部の役職返上も続いており、 23日にはKBSのワールドカップ中継担当部長級5人が役職を返上したのに続き、 社長直属部署の広報室部長も辞任した。 KBS経営協会も吉社長に対する退陣賛否投票を行った結果、 退陣賛成が84.8%で反対の15.2%と比べ高かった。

▲26日にKBS理事会が開かれる直前、ソウル市汝矣島KBS新館前で言論労組KBS本部が全国組合員総会を開き、理事会が吉社長の解任提請案を通過させるよう要求した。イ・チヨル記者truth710@

しかし吉桓永KBS社長は退陣の意思を見せていない。 吉社長は5月21日に特別談話文を発表し、青瓦台関与説、報道介入説などを否定し、 二大労組の全面ストライキなどに警告をした。 また、19日の吉社長に対する出勤阻止闘争に参加したKBS本部組合員8人を暴力および業務妨害容疑などで告訴するなどで強硬な対応を続けている。

青瓦台とセヌリ党はKBS問題に沈黙しており、 与党から推薦を受けた理事が多数を占めるKBS理事会が吉社長を解任させるかどうかは未知数だ。 野党推薦理事のチョ・ジュンサン理事は 「果たして(水曜に与党推薦の理事が)採決するか、あるいは何かの議題を出すのか、時間稼ぎをするのか分からない」と話した。

KBS本部側の関係者は「結果は予測しにくいが、期待はしている」とし 「今回の事案が政派間の対立の問題ではなく、 現時点で内外部で退陣要求が続いているなど、吉桓永社長が社長としての役割を果たすのが難しいと判断しているのではないだろうか」と話した。 続いて「理事会の良心的な判断を期待する」と話した。

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)


Created byStaff. Created on 2014-05-27 08:29:03 / Last modified on 2014-05-27 08:29:04 Copyright: Default

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