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斗山重労使葛藤また悪化

25日午後、慶尚南道昌原市鬼谷洞の斗山重工業正門出入口で、 金属労組の慶尚南道第1支部労組員およそ150人と会社の警備員およそ70人が 2度衝突し、50人あまりが負傷した。

この日の事件は、午後3時30分頃、金属労組慶尚南道第1支部の ホンジウク(39)組織部長などが、会社本館入り口の車道に懸垂幕を設置しようとし、 会社の警備員と衝突して負傷したことで発生した。 これに対して金属労組の組合員およそ150人は午後6時から正門に集結し、 会社に抗議する集会を行い、午後7時10分と10時30分に各々警備員70人あまりと 激しい体当りを行い、警備員およそ30人と労組員およそ20人が頭などにケガをした。

労組側は、「会社側が意図的に用役警備員を動員して 懸垂幕設置について難癖をつけ、暴力事態が起きた」と主張した。一方、 会社側は「既に裁判所から懸垂幕撤去の仮処分決定が下されており、 それを妨害しようとした労組側から暴力を振るった」と主張した。

収拾の方向に進んでいた斗山重工業事態は、 今回の事件によってまた悪化するものと見られる。 金属労組のキムジョンホ教宣室長は、 「対策委は会社に交渉を要請する予定だったが、 今回の事件で葛藤が高まった状態で、すぐに交渉をする余裕はない」と話した。

斗山重工業の関係者は、 「労働部の仲裁案を受け入れるという方針には変わりはないが、 労組の暴力に対しては警察の調査を経て対応する」と明らかにした。

特に、斗山重工業労組が属する金属労組は、 24日から斗山重工業事態と損賠・仮差押さえ問題解決をめぐる ストライキ賛否投票を行っている。今回の事態が解決できなければ、 3月中旬に金属労組のストライキに拡大する可能性も高まっている。

昌原/キムヒョンテ、パクミニ記者 manbo@hani.co.kr

http://www.hani.co.kr/section-005100008/2003/02/005100008200302262149656.html

労働部斗山重工業、労使間暴力事態、労組は「会社側から事前指示」--対話で解決の雰囲気に冷水

 斗山事態解決のための労働部の勧告案を会社側が受け入れて、 労組は「条件付き拒否」を明らかにする等、 対話の糸口が見え始めた時点で労使間に暴力事態が発生、 斗山重工業をめぐる交渉環境が急冷している。

 斗山重工業昌原工場では25日の一日後に労働者と会社の警備員の間で数回の 暴力事態が発生、30人あまりが市内病院で治療を受け、退院した。

 この日の労使間暴力事態は、午後3時30分頃、 工場内の本館入口車道で懸垂幕を設置していた 故ペダロ焚身死亡対策委の関係者であるホンジウク氏が、 およそ30人の警備員に集団暴行されたことで始まった。

 焚身対策委は、洪氏に対する集団暴行事件を拉致計画事件と規定し、 「手配者であるホンジウク部長をはじめとする4人に対して、 最近、立入禁止仮処分申請が出されており、 今日の集団暴行拉致の企みは会社の緻密な事前指示で起きたもの」と主張した。

 焚身対策委が当時の状況を撮影したビデオで、 警備員が洪氏を示して「車から引きずり出せ」、「車に載せろ」 という発言をしたことから類推すると、単純な暴行というには不審な部分が多いという。

 この日の暴力事態の急速な拡大は、 洪氏に対する警備員等の集団暴行と拉致の計画が伝えられ、 昌原地域のおよそ300人あまりの労働者が午後6時頃、 斗山重工業正門に集結して始った。 その後、会社正門出入口で工場進入を阻止する100人あまりの警備員と 労働者300人あまりが3度も激烈な衝突を起こした。

 これに対して使用側の関係者は、 「裁判所から懸垂幕撤去仮処分申請が下りているのに、 労働団体が主軸になって鉄パイプを振り回し、警備員を無差別に暴行した」と主張した。

 警察は、双方の暴力事態に対して捜査官10人を投入、 正確な事件の概要を把握する一方、暴力に加担した主導者に対しても調査を行っている。

 一方、斗山労使は先月14日と29日にも会社の正門で出入の手続きを巡り、 労働者と警備員間の暴力事態が発生した。 これまで何回も大小の衝突があって、今回の暴力事態は予想された事態だという指摘もある。

/パクヒョンジン記者pphj@laborw.co.kr

入力時刻2003-02-2600:00:00

http://www.laborw.co.kr/news/newsview.html?newsid=74912&cat=SN11、21


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