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イタリア労働者「コロナスト」拡散、「職場内感染を憂慮」

「すべての保護装備を備えるまで戦う」…保護装備と措置、生計対策要求

チョン・ウニ記者 2020.03.13 16:33

新型コロナウイルスの感染が一番急速に拡散しているイタリアの多数産業施設で 労働者のストライキが広がっている。 労働者たちは職場内の新型コロナウイルスの感染を憂慮しながら、 十分な保護装備と措置、生計対策を要求している。

▲12日「工場労働者の自発的なストライキ」という題名のイル・マニフェストのトップ記事[出処:イル・マニフェスト画面キャプチャー]

イタリア政府は3月8日(現地時間)、新型コロナウイルス感染を遮断するために 北部への移動制限令を発令したことに続いて10日の0時から 全国の移動制限令を発動した。 11日の夜には薬局と食料品店を除くすべての商店に休業令を出した。 しかし、イタリア政府は「引続き生産が可能なところでは できるだけ平常時の通り生産しろ」という前提で、 製造業などの生産活動は例外的に認めた。

すると3月12日(現地時間)、イタリアの産業現場の労働者たちが 十分な保護措置や生計対策が用意されず、 職場内感染を憂慮して自発的なストライキと操業中断に突入した。 イタリアの日刊イル・マニフェストの12日の報道によれば、 現在、労働者たちによる操業中断やストライキが起きている所は ミラノ、マントバ、ブレシア、テルニ、マルゲラ、ジェノバ地域など、 イタリアの南北部に集中している。

このうち北部ロンバルディア週で真っ先にストライキに出たところはミラノにあるビトロン社(Bitron S.p.A.)ロ、金属労働者たちが初めてストライキを断行した。この事業場で労働安全を責任を取っているドミニコ・マルラ氏は〈イル・マニフェスト〉エ「私は去る2月からマスクと手袋、消毒剤を要求したが、何も受けることができなかった。会社は常に充分でないという言葉だけ答えてきた。それでわれわれはストライキに出ることに決定した」とストライキ理由を説明した。彼はまた「今と同じ環境で働くのは難しい」として「われわれはお互いをエイリアンのように対する」と明らかにした。

イタリア政府はストライキ労働者たちに対して「無責任だ」という非難を浴びせているけれどストライキ労働者たちは政府がさらに無責任だという立場だ。かわきなさい氏は「政府は1メートル間隔を維持しろというが私たちに(このような措置は)不充分だ。われわれは資材を中心にずっと動かなければならなくて同僚らとたびたび近く接触しなければならない」として「われわれはすべての装備を備える時まで戦うこと」と強調した。

イタリアで新種コロナウイルスはずっと広がっている。保健当局は12日午後6時基準で全国の累積確診者数が1万5千113人で集計されたと明らかにした。累積死亡者は1千16人に達した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2020-04-04 13:51:25 / Last modified on 2020-04-04 13:51:26 Copyright: Default

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